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【専門医直伝 コロナ自粛を生き抜く在宅運動術】膝痛にはグルコサミンより「1日にアボカド半分」 (1/2ページ)

 コロナ自粛により、活動が低下した人の体力・筋力を高める運動法として、前回は「ペッパー警部風スクワット」をご紹介した。今回、戸田整形外科リウマチ科クリニック(大阪府吹田市)の戸田佳孝院長が「ぜひ運動と並行して取り入れたいもの」としてご紹介するのは、「1日半分のアボカド」を摂ることだ。

 「2000年以降、フランスを中心に、アボカドと大豆から抽出した成分がひざや股関節の痛みに有効であるという論文が相次いで発表されました」と戸田院長(以下同)。

 アボカドには「アボカド大豆不けん化物」(ステロール)という成分が多く含まれており、その成分内の「TGF-β(ベータ)」は、軟骨の土台となる線維を作っているという。

 「擦りむいたときはカサブタができて治りますよね。カサブタと同様に、TGF‐βが作る線維は、変形性ひざ関節症ですり減った軟骨の欠けた部分を修繕してくれます。また、アボカドに含まれる成分によるCOX‐2合成阻害作用には、痛みをやわらげる即効性が期待できます」

 フランスの整形外科医・リキーネ氏は、変形性股関節症の患者でアボカドを2年間食べ続けた人は、軟骨のすり減りが遅くなったという研究結果を報告している。戸田医師はそれに着目、変形性ひざ関節症の患者もアボカドを食べ続ければ、軟骨のすり減りが遅くなるのでは、と考えた。

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