【青島美幸のスーダラクッキング】砂抜きしたら天使のよう 「シジミ汁」 (1/2ページ)
みなさん、いかがお過ごしですか? 青島美幸です。
今回の一品はシジミ汁です。
シジミは好きではありませんでした。
なぜって、必ず「ガリッ」ってやるからです。
みなさんもそんなご経験お持ちですよね。
シジミの殻から身をとって「さあ、頂きましょう」と口に入れて味わっている時に「ガリッ」。石なのか貝の破片なのか砂なのかはよくわかりませんが、とにかくあの「ガリッ」っていうやつです。
残念と言うか悔しいというか真っ先に「大丈夫私の歯」と歯の安否を確認しながらやたら不安になるものです。
同じタイミングで何度もこの「ガリッ」と当たろうもんなら、もう二度と二度と、二度とシジミは頂きませんと誓う側からシジミは体にいいと信じている母がスーパーや魚屋さんで見つけるたびに買ってきてしまうのです。
今回、母が買ったシジミ500グラムは「砂抜きをしてください」との注意書きがありました。
「砂抜き」という言葉でピンと来た私。
振り返るとどうやらこれまでのシジミは砂抜きをしないまま頂いていたのでありました。親子してバカすぎる。