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【中谷元】安保国会の先兵となって連日答弁 自衛官仲間の国を守る思い一身に引き受け走り続ける (2/3ページ)

2017.02.17

中谷元さん
中谷元さん【拡大】

  • <p>桜林美佐氏</p>

 政治家への道を考え始めたのもこのころだった。「松下政経塾に入りたい」と言うと、なぜ行きたいのか指導官に問われた。

 「国のためにと答えると、『まずは自衛官としての務めを果たせ』と言われました。決してムダではないと」

 それから幹部自衛官としての道をひた進み、山形の第20普通科連隊小銃小隊長、幹部レンジャー、教官も経験した。そんな折、地元・高知での出馬の話が舞い込んだ。責任ある立場だけに逡巡したが、とうとう自衛隊を去る決心をする。永田町で秘書の経験を積み、32歳で初当選した。「国のため」の第2のステージが始まることになった。

 かつての同僚や先輩たちを驚かせたのは4期目42歳で防衛庁長官に抜擢されたことだった。本人も戸惑いを隠せなかったようだ。

 「先輩が居並ぶ中で『よろしくお願いします!』と礼をして笑われました」

 それから13年、防衛相として再び防衛省のトップとなる。まさに安保国会の先兵となって連日の答弁。質問は前日の深夜に届くため、午前5時に起きて確認し、資料を読み込む毎日だった。

 一方で、自衛隊出動の案件は容赦なく起きた。北朝鮮が立て続けにミサイルを発射し、中国の領海侵入、熊本地震の発生など。真夜中や明け方に登庁することもあった。

 トランプ米政権誕生により、国内に動揺もあるが、この時に現政権が苦労して安保法を通していたことは非常に大きかったと自負している。

 
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