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10連休前に株式市場は堅調 「アクロディア」業績回復期待 「ピー・シー・エー」IT投資は特需期に

 27日からの10連休に加え、主要企業の2019年3月期決算発表が本格的に始まり、様子見を決め込む投資家も多い状況ではあるが、足元の日経平均は堅調だ。主因はやはり「強い米国株」だ。24日の米国株は反落したものの、前日23日には、S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数が過去最高値を更新するなど非常に強い動きを続けている。

 米国市場では、昨年10~12月期に売り込まれた、FANGに代表されるIT関連銘柄群に資金が戻り、相場を押し上げている。さらに、ここにきて外国為替市場でドル高・円安となっている。

 こうした状況を受け、多くの投資家は気分よく、大型連休を楽しめそうだ。

 まず、アクロディア(3823)は業績回復期待が注目ポイントだ。同社グループは、09年8月期以降、営業損失を計上する状況が続いていたが、18年8月期において営業利益5100万円、親会社株主に帰属する当期純利益600万円を計上し、経営状況は改善しつつある。19年8月期通期連結業績は、売上高は18・61億円(前期比42・9%増)、営業利益は2200万円(同56・9%減)の見通しだ。

 なお、同社は、「OLEトークン」を開発した、エストニアのOleStars社と業務提携した。「OLEトークン」のブロックチェーン技術をBtoBで横展開する排他的なパートナーとして展開するという。

 次に、ピー・シー・エー(9629)は、好業績が注目ポイントだ。20年3月期通期連結業績は、売上高は127・83億円(前期比11・8%増)、営業利益は14・78億円(同18・5%増)の見通し。

 前19年3月期は、「働き方改革」の推進による企業の生産性向上への取り組み、パソコンOS Windows7のサポート終了に伴う企業のパソコン入替(マイグレーション)、今年10月に予定される消費税改正への対応準備、これらの要素により企業IT投資は特需期となり活性推移した。また、2月には待望の中堅市場をターゲットとした「PCA hyper」シリーズのリリースを開始し、同市場への再チャレンジの一歩を踏み出した。

 そして、フィックスターズ(3687)は、24日、19年9月期通期連結業績の上方修正を発表した。これが注目ポイント。売上高は68・80億円(前回予想比14・7%増)、営業利益は12・26億円(同4・5%増)に上方修正した。売上高については、主力のソフトウエア・サービス事業において案件が拡大し、引き続き継続的な受注が見込まれている。また、ハードウエア基盤事業において、大型スポット案件を受注しており、期初年間計画を上回り、好調に推移している。(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

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