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大塚家具の“電撃和解”美談か株価対策か… 面会情報で株価急騰、11%高

 経営不振に陥っている大塚家具の大塚久美子社長(51)が、株主総会で事実上追放した創業者で父の勝久氏(75)に和解を申し入れた。マスコミを引き連れての4年ぶりのご対面は美談仕立てで大きく報じられ、結果的に低迷する大塚家具の株価対策にもなった。

 久美子社長は赤いバラの花束を勝久氏に手渡し、自身が代表発起人として設立した業界団体の名誉会長への就任を要請した。久美子社長は面会後、「距離は感じず、自然に会話ができた」。勝久氏も「来てもらえただけでうれしい。元気な姿を見て安心した」と笑顔だった。

 面会は26日夕方だったが、同日昼頃に、日本テレビ系ニュースサイトが和解の意向を報じたことで、大塚家具の株価は急騰し、約11%高で取引を終えた。同社の株価は19日に年初来安値を付けるなど低調だった。

 大塚家具はお家騒動によるイメージ悪化や商品戦略の失敗から3年連続赤字で、再建に向けて日中の越境EC(電子商取引)を手掛ける「ハイラインズ」などからの資本支援を受けた。父娘の和解も、ハイラインズの陳海波社長から提案されていたものだった。

 衆人環視のなかでの和解劇、関係者はしてやったりといったところか。

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