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酷暑で消費に異変! 札幌で扇風機品切れ、ガリガリ君は復調の兆し…

 東日本を中心に、日照時間が短い「梅雨寒」だったのが嘘のように、全国的に灼熱(しゃくねつ)の真夏が到来している。“寒暖差”は体調に響くが、消費行動にも異変が生じている。30度超えが続く札幌市では扇風機が品切れ状態に。減産を余儀なくされていた夏の定番「ガリガリ君」にも復調の兆しが出てきたという。

 札幌市内では7月29日から31日まで、観測史上初めて夜間の気温が25度を下回らない熱帯夜を3日連続で記録した。

 8月1日夜は熱帯夜ではなかったものの、札幌管区気象台では、しばらくは気温が高い状態が続くとして熱中症への注意を呼びかけている。

 その札幌で、家電量販店の店頭から扇風機が消えた。市内の大手家電量販店スタッフは「在庫があるのはダイソンの高級扇風機のみで、その他はすべて売り切れています。『どこを探してもないんだ』というお客さまもいらっしゃいます」と説明する。

 この量販店では、注文すれば商品によっては1、2日で届けることができるとした。また、エアコンは在庫があるものの、工事に2週間ほどかかる状況だという。

 町の電気店にも聞いてみると、同市内の「電器のいとう」では、「品薄ですが店に在庫はあります。ただ、問屋によっては在庫がないところもあるようです」(同店スタッフ)というから、やはり“扇風機不足”は深刻のようだ。

 ちなみにエアコンではなく扇風機が先に店舗から消えていく理由について、同市内に実家がある30代男性は、「札幌ではクーラーは例年ならそれほど必要なく、扇風機で十分。盆を過ぎたころから涼しくなるし、それまでしのげればいいからね」と話す。

 氷菓の世界にも異変が起きている。コンビニでおなじみ、赤城乳業(埼玉県深谷市)によると、主力の「ガリガリ君」を含むアイス商品の7月の売り上げは、昨年と比べて20%以上も減少した。

 梅雨寒の影響もあって減産を余儀なくされていたが、梅雨明けした7月末以降は例年並みまで生産が戻ってきたという。

 とはいえ、記録的猛暑で増産に次ぐ増産だった昨年の水準には至っていない。同社営業本部マーケティング部は、「残暑が長く続いてくれることを願っています」と切実な思いを吐露した。

 何でも急な変化にはご用心ということか。

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