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【凄腕アナリスト ザ・覆面】働き方改革で「エイトレッド」最高値! 業務効率化のワークフローシステム国内トップ

 米国時間7月31日のFOMC(連邦公開市場委員会)で、大方の事前予想通り政策金利が0・25%引き下げられた。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言を受けて、NYダウは急落、為替はドル高・円安と全般相場にとっては悩ましい展開となった。引き続き日経平均は上値が重い展開となっている。

 ここからマーケットで意識されてくるのが、市場エネルギーのダウン(出来高の減少)だ。

 すでに夏季休暇入りした米議会下院や英議会などに続いて、米議会上院も4日から9月8日まで夏季休暇に入る。これとほぼ連動して欧米のファンドマネジャーや運用担当者はサマーバケーションに入り、市場参加者が減少することから、出来高は旧盆明けまで減少傾向となる。

 出来高が減少すると少しのエネルギーで上にも下にも振れやすくなるのは、全体相場も個別銘柄も同じ。好業績銘柄、好需給銘柄は予想以上のパフォーマンスを発揮する場合がある。

 当コーナーで7月に入って紹介したCEホールディングスは、7月31日大引け後の今9月期第3四半期(10-6月)決算と同時に通期業績予想を増額修正。さらに9月末現在の株主に1対2株の株式分割を実施することも発表し、昨年来の高値に急伸と、上げに弾みをつけた。

 また、8月14日に決算発表を予定するライドオンエクスプレスホールディングスもジリ高基調を堅持して年初来高値を更新している。

 決算発表は佳境を迎えているが、好業績銘柄が比較的多いのが情報システム開発関連だ。なかでも時流に乗った「働き方改革」に関連する企業の好調が目立つ。その1つが「エイトレッド」(3969)になる。

 エイトレッドは企業内における各種書類の作成、申請、回覧、承認、保管といった業務・事務処理手続きのプロセスであるワークフローのシステムを構築している企業。電子文書化によって、業務の負担軽減に加えてペーパーレス化、社内回覧時間の短縮などの業務効率化が「ワークフローシステム」によって図られて、これが働き方改革に直結する。

 国内ワークフローシステム市場においてシェアトップであり、働き方改革の時流を最大限のメリットとして享受している1社だ。

 東証1部のソフトクリエイトホールディングスを親会社に持ち、2016年12月にマザーズに新規上場、今年3月に東証1部市場変更を果たした。今3月期業績予想は、売上高16億円(前期比10・5%増)、営業利益5億6000万円(同8・8%増)、当期利益3億7500万円(同20・2%増)で連続での増収増益、過去最高益更新を継続と、業績面での死角はない。

 配当は前期比5円増配の年16円(内訳は9月末8円、3月期末8円)予想。9月末と3月末時点の100株所有の株主にそれぞれ1000円のクオカード(年2000円相当)が贈呈される株主優待(所有株式によってグレードアップ)もある。株価は実質過去最高値水準だが、2000円台の値ごろが魅力だ。

 ■ザ・覆面(ざ・ふくめん) 金融業界では知る人ぞ知るベテラン。株式の分析と着眼点の鋭さに定評がある。名を出せばハレーションが大きいため、覆面で参戦。

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