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ペットのいる暮らし(5) 飼う前に「アレルギー」確認を

 年齢を重ねてからのペット飼育は、若い頃には気にならなかったことが負担に感じたり、予想外のことが起きたりすることもある。

 日本愛玩動物協会(東京都新宿区)の東海林克彦会長によると「飼って初めて『自分にペットのアレルギーがあった』と気付く例があります」と話す。

 ペットを飼育したことがなければ、全く気付かなかったことだ。アレルギー症状には、喘息(ぜんそく)や鼻炎、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシーなどがある。軽い鼻炎で済めばよいが、アナフィラキシーは重篤な状態に陥ることも。

 ただし、アレルギー症状が出ても、必ずしもペットが原因とは言い切れない。たまたまペットの飼育を開始したときに症状が出たという可能性もある。病院に行き、最近ペット飼育を始めたことを伝えたうえで、検査してもらおう。

 東海林さんは「アレルギーだけでなく、『飼育するとはどういうことか』を知るためにも、できればペットを飼い始める前に、友人が飼っているイヌやネコを1度、預かってみてはどうでしょうか」と提案する。

 預かるなら、最低でも1泊2日くらいを共に過ごしてみよう。昼と夜はペットの行動が異なる。とくにネコは夜行性のため、夜に活発に行動する。このため、「夜中に部屋中を走り回っていて、睡眠不足になってしまった」という声もある。イヌでも「散歩に出たものの、なかなか帰ろうとしてくれず、こんなに大変とは思わなかった」「ブラッシングは予想以上に手間がかかると知った」などの感想が聞かれる。「『飼育したいが自分には難しいとわかった』なら、猫カフェなどで触れ合う方法もあります。飼ってから『飼育し続けられない』という状況だけは避けたいものです」(東海林さん)。ペットと自分を不幸にしないために、まず学ぼう。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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