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「パワー」と「高機能」両立した決定版! シャープの軽量コードレススティック掃除機

 シャープが発売したコードレススティック掃除機「RACTIVE Air Power(ラクティブエアパワー)EC-SR3SX」は、軽量掃除機の新たなカテゴリーと位置づけられる製品だ。市場想定価格は9万円前後(税別)。

 国内掃除機市場は2018年に、コードレススティック掃除機の販売台数が、従来のキャニスター掃除機を上回り、今年は約6割をコードレスティック掃除機が占めると予測されている。だが、掃除機は普及率が上昇するに従い、満足度が減少。その理由として「手元が重いために掃除がしにくい」「使える時間が短い」という不満があがっていた。

 新製品では「パワーと高機能、軽くて使いやすいという相反する要素を両立し、コードレススティック掃除機の決定版を目指した」と同社。25・2ボルトの大容量高電圧のリチウムイオンバッテリーと、高速に回転する大風量高圧3Dモーター、新設計の吸排気経路を新たに採用。汚れが気になる場所を約5秒間掃除するフルパワーモード時には、従来機に比べて約1・5倍の吸引力を実現した。さらに吸込口のバンパーが壁を検知して、自動的にパワーをあげる「スミワザ」機能などにより、無駄な電力を抑えて、必要なときだけ強い吸引力を発揮できるようにしている。

 着脱式の大容量バッテリーを2個使用することで、普段の掃除に利用する「弱モード」では、従来機に比べて約2倍となる約120分の長時間運転が可能で、「強モード」でも約24分運転が可能だ。大容量化しても、従来製品と同じ約80分での急速充電ができる。

 1・9キログラムと軽量で、自走アシスト機能やパイプの長さの見直しなどによって、掃除時の筋肉負担が約30%軽減する。従来製品では、パイプ部にドライカーボンを採用して軽量化していたが、今回の製品ではアルミパイプを採用。厚みを0・7ミリから0・5ミリに薄肉化する一方、楕円形状にすることで、軽量化と強さを両立したという。

 立ったまま吸込口を簡単に着脱して狭い隙間や棚のホコリを取ることができる「スグトルブラシ」や、机の上やパソコンのキーボードなどの凸凹部を掃除できる「ベンリブラシ」、窓のサッシ掃除に便利な「すき間ノズル」、ふとんやソファを掃除機できる「コンパクトふとん掃除ヘッド」などを付属した。

 RACTIVE Airシリーズは16年12月の発売以降、累計出荷45万台の実績を持つ。同社では、「週末のまとめ掃除や、すき間時間にサッと掃除をするといった使い方が増えており、RACTIVE Airシリーズが持つ特徴が合致した。軽さが掃除のスタイルを変えた」と自信を見せる。「今回の新製品は、RACTIVE Airシリーズの第2ステージに入るものになる」とする。21年までにシリーズ合計100万台の出荷を目指して、販売に弾みをつけたいとしている。(ジャーナリスト)

 ■大河原克行(おおかわら・かつゆき) 30年以上に渡って、IT・家電、エレクトロニクス業界を取材。ウェブ媒体やビジネス誌などで数多くの連載を持つほか、電機業界に関する著書も多数ある。

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