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白髪が気になり始めたら… “髪の生え際の魔術師”オススメ

 塀際の魔術師といえばイチローと思う諸兄が多いだろう。私は実際に見たことはないが、巨人で3番青田昇・4番川上哲治とクリーンアップを組んでいた5番の平山菊二だと思っている。1948年の東西対抗戦で南海ホークスの飯田徳治の柵越えかと思われた打球をフェンスによじ登って捕球し、大和球士さんに塀際の魔術師と命名された。当時のフェンスはコンクリート製でぶつかったら大けがをする時代だった。

 今回は塀際の魔術師ならぬ髪の生え際の魔術師の話である。私も5~6年前ぐらいから頭髪の生え際に白いものが。いわゆる白髪だがチラホラという程度なのであまり気にしていなかった。白髪の平均的な発生年齢は男女とも30代半ばで、髪の半分が白くなるのは男女とも50代半ばといわれているが必ずしもそうではなく個人差がある。

 白髪にどうしてなるかのメカニズムは解明されていなくて加齢とともに髪の新陳代謝が衰え、髪に色をつけるメラノサイトという色素細胞の機能が低下してメラニン色素が作られなくなるといわれている。遺伝や精神的ストレスでも白髪になるそうだ。

 ストレスで白髪になったのがフランス革命後にギロチン処刑となったマリー・アントワネットで、投獄されたときに髪が一夜で真っ白になったと伝えられている。

 私は鈍感なのかストレスを感じたことはないが、生え際の白いのはどうにかならないかと思い始めて家人が使っているものをこっそり使ってみたら気になる白髪がカバーできた。これぞ生え際の魔術師といえる商品だと思った。

 「ワンタッチヘヤーカラー」という日本メナード化粧品(http://www.menard.co.jp)が、2011年に発売したロングセラーで税別1500円。マスカラタイプのブラシで生え際や分け目の気になる白髪に塗るだけの部分ヘアカラーで、塗って2~5分放置するだけで白髪をカバーしてくれる。

 繰り返し使うことでシャンプー後も白髪が徐々に色づいて目立たなくなってくるというので、使ってみたら3回ぐらいで白髪が目立たなくなった。1本で生え際に使用して60回使え、チラホラ白髪が目立ち始めた人には重宝する。

 ■執行雅臣(しぎょう・つねおみ) ファッションジャーナリスト。福岡県出身。中央大学卒業後、文化出版局入社。『装苑』『ハイファッション』『MR・ハイファッション』などの編集長を経てフリーに。毎日の街歩き情報をブログameblo.jp/3819tune1224/)でつづっている。

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