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【夕刊フジ×キイストン 飲食FCで第二の人生】資金などの壁を低くする「BFL」 珈琲館(珈琲館株式会社)

 全国で「珈琲館」を中核に253店舗で「珈琲館 蔵」など4つのブランドを展開する珈琲館株式会社(東京都渋谷区、友成勇樹社長、https://www.kohikan.jp/)。来年は創立50周年を迎えるが、創業2年目の1972年にはフランチャイズ第1号店を開店するなどFC事業においても長い歴史を誇っている。

 同社のFCに加盟すると、収益性の高い、安定的な店舗運営ができる本部支援システムや教育システムなどのメリットがある。一方で、加盟店として開業・運営するためには、「珈琲文化の創造と発展を通して人を幸せにすること」という経営理念と「一杯のコーヒーに心をこめて」という経営ポリシーを理解、賛同、順守することが大前提になる。

 同社では個人・法人を問わずFC加盟に際し、(1)コーヒーが好きで、人と接するのが好き(2)物件を所有していて、飲食店の経営を検討している(3)現在、営業中の店舗を改装して珈琲専門店を検討している-のいずれか、または複数当てはまる人を対象に展開している。

 しかし、一方では駅前や商業施設などで20~50坪程度の広さを確保できる物件を所有し(あるいは所有する資金がある)、かつ多額な開店資金を用意できる人に限られてしまう懸念があった。そこで、新しい時代のFC方法として2020年に導入を計画しているのが、「Business Facility Lease(以下BFL)」という方法だ。

 このBFLは、先週(8月8日)の本紙で、コンセプトや特徴、仕組みなどを紹介したので読まれた方、興味を持たれた方もいらっしゃると思うが、いま一度説明すると、簡単にいえば「既存の直営店の運営を委託する」という方式だ。

 つまり物件を調達する必要はなく、店舗設計や内外装工事、調理器具などの設備を用意する必要もない。契約期間は3年、収益モデルもシミュレーションされていて開業後1年で収益が得られるように設計されている。視点を変えれば、資金調達の面などでFC加盟のハードルが低くなった、といえなくもない。

 さらには、既存のFC加盟店が新たにBFL店を所有することや、新規の1号店としてBFL店に加盟し、2号店以後もBFL店を増やしていくことも可能だ。

 このようにBFLは、新規のFC加盟店参入や多店舗展開に欠かせなかった資金などの壁を低くすることで、新しい時代のFCの姿を示唆している。(取材・土金哲夫)

 ■同社では、FC加盟に関しての質問や相談、問い合わせなどをメールで受け付けている。info@kohikan.jp

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