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ペットのいる暮らし(7) 快適に過ごせる住まいづくりへ「ペット共生住宅管理士検定」

 最近では、ペットと共に暮らすことを前提としたマンションやアパート、戸建て住宅が増えている。

 一方で、人にとって飼いやすい工夫がされた住宅が、ペットにとって快適とは限らない。たとえば、人が掃除しやすいツルツルした床は、イヌやネコには滑りやすい。キズがつきにくい頑丈な壁は、ネコは爪とぎできずストレスになる。ペットも人間もストレスなく暮らすには、ペットの習性を理解した住宅が必要になる。

 そんななか、2019年6月に日本愛玩動物協会(東京都新宿区)が「ペット共生住宅管理士検定」を開始した。

 ペットも飼い主も快適に過ごせる住まいをつくるための専門的な知識を問うもの。7月時点で100人近くの受講申し込みがあり、合格者も誕生している。

 対象は、建設会社や不動産会社、マンション管理会社、設計事務所といった住宅関連企業に勤務する人に加え、ペット共生マンションを作りたいと考えているオーナーなど。受験者も、こういった業務に携わる人が多かったとみられるが、もちろん、ペットを飼っている人がさらに住まいについて学ぶためにも役立つ内容だ。

 問われるのは、ペットの習性を理解したペット共生マンションの作り方をはじめ、ペットクラブと管理組合の運営方法、ペット賃貸住宅の運営上のポイントなど。公式テキストを使って自分で学び、6カ月以内にオンラインで検定試験を受ける仕組み。

 受験には同協会が行っているペットの飼育に関する必要な知識や技能などを問う「二級愛玩動物飼養管理士」を所持している必要がある。同管理士資格の保持者は約18万人に上る。

 同協会の東海林克彦会長は「ペットにも人にも優しい住宅とは何かを知るために、身に着けておくと役立つ知識と技術を問う内容になっています」と話している。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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