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京都の老舗米店が利用する炊飯器 日立「ふっくら御膳 RZ-W100CM」

 京都の老舗米店「八代目儀兵衛」のご飯のおいしさを目指して開発されたのが、日立グローバルライフソリューションズのIHジャー炊飯器「ふっくら御膳 RZ-W100CM」だ。市場想定価格は、8万円前後(税別)。

 八代目儀兵衛が理想とするご飯は「外硬内軟(がいこうないなん)」。「ひと粒ひと粒しっかりとした食感で、かむと甘みが広がるおいしさ」を指す。

 2018年春頃からスタートした八代目儀兵衛との共同開発によって製品化したこの炊飯器は、八代目儀兵衛のご飯の炊き方を徹底的に追求。じっくり浸してしっかりと吸水させる「じっくり浸し」、1・3気圧まで圧力をかけて沸点を107度まで上昇させ、一気に加熱する「圧力加熱」、再加熱し余分な水分を飛ばす「仕上げ加熱」、スチームを使いながら98度以上の高温をキープしながら蒸らす「圧力スチーム蒸らし」によって再現したという。

 日立ではこれを「極上ひと粒炊き」と命名。八代目儀兵衛の橋本晃治料理長は、「ひと粒、ひと粒の輪郭がしっかりとわかり、かむと甘みが際だつ食感。そして、喉元をすっと通っていくこの感じは、まさに外硬内軟のおいしさである」と太鼓判を押す。八代目儀兵衛では、夜のコースなどの一部で、この炊飯器を利用し始めたという。それほどの完成度だ。

 開発陣のこだわりは随所にある。大火力を引き出すために内釜には日立独自の「大火力 沸騰鉄釜」を採用。発熱性の高い鉄と、伝熱性の高いアルミを使うとともに、内釜底面を凸形状とすることで効率よく発熱する。釜にはボツボツとした点があり、底面全体のリング型の凸形状で発熱面積を広げ、周りの凸形状で泡の発生を促して沸騰させるという。

 約790グラムの軽量で使いやすい内釜を実現するために、ふたとボディーには伝熱性の低い素材を採用し、空気断熱層などで熱を閉じこめ、本体側には蓄熱性を持たせる全周断熱構造を実現。発熱性、伝熱性、蓄熱性のこだわりによって、おいしく炊くことができるという。

 さまざまなお米を、好みの食感に炊き分ける「極上炊き分け」や、炊飯時にためた水分を使って、ご飯をしっとりと保つ「スチーム保温」などを搭載。保温中に再加熱ボタンを押すと、スチームを使って約10分で、しっとり熱々のご飯に温めることができる。「蒸気カット」機能で棚の中でも使えるため置き場所にも困らない。

 0・5~2合の少量でも広くなった上部空間の温度が下がらないようにスチームとヒーターで高温をキープ。加熱コントロールができる「少量専用ボタン」も用意している。家庭にいながら、八代目儀兵衛が理想とする外硬内軟のご飯を楽しんでみてはどうだろうか。(ジャーナリスト)

 ■大河原克行(おおかわら・かつゆき) 30年以上に渡って、IT・家電、エレクトロニクス業界を取材。ウェブ媒体やビジネス誌などで数多くの連載を持つほか、電機業界に関する著書も多数ある。

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