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スマホゲームに想定外のアクセス「日本一ソフトウェア」 収益力改善へ“量から質”の営業活動「技研HD」 エイム・ソフトを完全子会社化「アイスタディ」

 足元の日経平均は非常に強い動きを続けている。12日前場の日経平均は一時2万1819円96銭まで上昇し、終値ベースでの7月高値2万1756円55銭を超えた。主因は米国株高と円安だ。

 具体的には、11日のNYダウは6日続伸し、前日比227・61ドル高の2万7137・04ドルと、7月30日以来ほぼ1カ月半ぶりに2万7000ドル台を回復した。また、12日の東京外国為替市場では、ドル/円相場は一時、1ドル=108円10銭近辺まで下落した。

 なお、12日には、トランプ米大統領が対中関税の引き上げを当初予定の10月1日から15日に延期すると発表したことで、米中貿易協議の進展期待が高まった。これも日経平均の押し上げ要因となった。このように投資環境が良好になってきているため、9月の東京株式市場に関しては、個人投資家は積極的に参加すべきと考える。

 まず、日本一ソフトウェア(3851)は、株式会社フォワードワークス(FW)と共同開発しているスマートフォン向けゲーム『魔界戦記ディスガイアRPG』が注目ポイント。同ゲームに関しては、サービス開始直後より当初の想定を大きく上回るアクセスがあり準備していたサーバで対応しきれなくなったこと、またアプリ内の不具合に起因してゲームを遊べない状況となったため、11月のサービス開始に向けて全力で改修作業に取り組んでいる。

 次に、技研ホールディングス(1443)は足元業績の好調が注目ポイント。2020年3月期第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比11・4%増の24・50億円、営業利益は同193・6%増の3・15億円だった。

 同社グループは、列島各地で頻発する災害への復旧支援に尽力していくとともに、収益力の改善をグループの重要課題に据え、新たな受注施策を推進し、量から質の営業活動を展開している。

 また、情報の集約化による事業推進に加えて、継続的な原価低減や事業所の統廃合など、固定費の抜本的改善に取り組んでいる。

 そして、アイスタディ(2345)は、9日開催の取締役会において、株式会社エイム・ソフトの株式を取得し、完全子会社化することを決議し、同日、エイム・ソフトの株主との間で株式譲渡契約を締結した。これが注目ポイント。

 本件株式取得は、同社の次なる成長エンジンとして、昨年5月より、AIやビッグデータ、IoTなどに関連する高度ITスキルを習得するための学習コースと、そのスキルを生かした転職への支援を組み合わせた「人材・育成・提供」総合サービスである「iStudy ACADEMY」を大きく飛躍させる足掛かりとなるという。(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

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