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【定年後の居場所】就活を考えるとき「自分の適性」を把握するには? まず「不得意なことはやらない」と決める (1/2ページ)

 高齢者の車の事故が、マスコミでよく報道されている。私も60代半ばになったので、免許の返納はまだ先だとしても、次回の買い替えでは自動安全装置が付いた車にしようと思っている。

 妻からは運転の問題より、「何度走っても道を覚えない」とよく指摘される。道路地図もすぐに頭に入らないので繰り返し見ることが多い。かつて『話を聞かない男、地図が読めない女』というベストセラーがあったが、「地図を読めない男もいるのだ」と自分につぶやいたことを思い出す。今はカーナビがあるので何とかなっている。なぜ自分は道を覚えないし、地図が読めないのかについて納得できることがあった。

 かつて大阪市内のハローワークで、「就活の勘違い-採用責任者の本音を明かす」というテーマで講演したことがある。若い人向けの就活講座を依頼されたのだ。

 「もしあなたが人事課長だとしたら、どういう基準で採用の可否を判断しますか?」という問いかけをして、採用する側の立場から就活を考えるワークを行った。

 講演の前に受講者を対象とする職業適性検査が行われた。少し早く会場に着いたのでハローワークの担当者に依頼して私もその検査を受けることにした。適性検査を受けたのは三十数年前の新入社員時代にシステムの適性検査を受けて以来だ。その時は、システム部門に行きたくなかったので、無理に間違った回答をした記憶がある(いけない新入社員だった)。

 ハローワークで受けたのは、GATB(General Aptitude test Battery)と呼ばれていて、アメリカ労働省が開発したものを日本の厚生労働省が研究、改訂を重ねた検査らしい。

 円の中に点を打つ、文字・数字の間違いを見つける、加減乗除の計算を行う、展開図で表された立体形を探し出す、文章を完成するなどの各種検査を短い時間にどれだけこなせるかがポイントだった。

 講演が終わった後に、受講者と同様に私にも結果が渡された。言語能力や数理能力などの知覚系は良いが、空間判断力や形態知覚などの得点が劣るという結果だった。これは間違っていないと直感した。

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