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おしゃれ「キャップ」で街遊び! 今の流行はワンポイントのない「柄物」

 諸兄は帽子をいくつ持っているだろうか。ボルサリーノに代表される中折れ帽をお持ちならば、おしゃれ上級者で敬服してしまう。私は夏場のおしゃれ用のパナマ帽3個と、年間を通してカジュアルスタイルの時に愛用しているキャップを8個持っている。

 キャップというのは頭部にぴったりした帽子で、ひさしがあるものもないものも含んだ帽子の基本形とされている。ひさしがあるものだと諸兄にはゴルフ帽や野球帽でおなじみだが、ひさしのある帽子は18世紀までは社会的に身分の低い人たちの帽子とされていた。それが19世紀になって男性のスポーツ帽として被られるようになった。

 野球帽が今のような形が出来上がったのは1840年代で、アメリカ初のプロ球団が発足したのは1869年のこと。そして1901年にプロ野球リーグのMLBが発足し、野球帽を被ることが義務化されている。

 ゴルフは英国の野外スポーツとして発祥したので当初はハンチング(正式にはhunting cap=ハンティング・キャップ=鳥打帽)が使われていたが、時代の変化とともに野球帽を被る人が多くなっていった。今では野球帽に代表されるキャップは広島カープのカープ女子の影響もあって、男女を問わずカジュアルスタイルのポイントとも言えるおしゃれアイテムとなっている。

 その野球帽が時代の流れで変化している。真ん前のワンポイントのロゴやマークが大きかったものが小さくなったと思っていたら、今、街で見かけるはやっている新しいものとして目立っているのがワンポイントなどのない柄ものである。また従来のものだと裏地がカラフルの楽しいものになっている。

 アメリカの誇る1865年創業のハットブランド「STETSON(ステットソン)」(http://www.stetsonhats.jp)は、品質にこだわった伝統的なものづくりで知られている。写真は「STETSON」の柄ものキャップ(左、税別7200円)と、右の無地キャップ(税別6900円)は被っているときは見えないが裏地のオレンジが自分だけの秘密のように。若者たちはつばを真っすぐにして被り、私はつばを曲げて被っているがコレは好みだろう。

 ■執行雅臣(しぎょう・つねおみ) ファッションジャーナリスト。福岡県出身。中央大学卒業後、文化出版局入社。『装苑』『ハイファッション』『MR・ハイファッション』などの編集長を経てフリーに。毎日の街歩き情報をブログameblo.jp/3819tune1224/)でつづっている。

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