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主力事業サイト「エキテン」回復 デザインワン・ジャパン反撃へ

 ■「三桜工業」全固体電池関連のコア銘柄/業績改善で注目「ウインテスト」

 19日前場の日経平均は一時2万2255円56銭を付けるなど、非常に強い動きとなっている。18日まで開いたFOMCでは、FRBは7月に続いて2会合連続で0・25%の利下げを決めた。しかしながら、政策金利見通しでは2019~20年の追加利下げを見込んでいないことが示された。また、会合後の記者会見では、パウエルFRB議長は必要に応じて利下げに動く可能性を示したものの、市場が予想したほど「ハト派」的なものではなかった。

 その結果、日米金利差が拡大していくとの思惑が強まり、外国為替市場でドル高・円安に振れた。これが日本株の買い材料になった。

 このように投資環境は相変わらず良好で、多くの投資家の損益状況は大幅に改善しているはずだ。よって、引き続き積極的に市場参加したい。

 まず、デザインワン・ジャパン(6048)は、主力事業の口コミサイト「エキテン」の回復が注目ポイント。19年8月期業績については、「エキテン」において、解約の増加と受注の減少により有料掲載店舗数の減少が続いていた。このような状況下、同社は、最大の原因と考える店舗の集客力の回復に向けて、サイト構成の見直しや表示速度の向上などに取り組んできた。その結果、下降が続いていたサイトへの流入数が回復トレンドに向かうなど、集客効果につながる結果が出てきているという。

 次に、三桜工業(6584)は、米国企業Solid Power社への出資を行っているため、全固体電池関連のコア銘柄として注目する。Solid Power社は、全固体電池の研究開発、製造を行っている。全固体電池は、従来のリチウムイオン電池と比べてエネルギー密度が高く、安全性の面でもメリットが大きいといわれている。

 ちなみに、Solid Power社は、17年にドイツのBMWグループと提携し、EV向け全固体電池の早期実用化を目指している。

 そして、ウインテスト(6721)は、業績改善が注目ポイント。20年7月期の通期連結業績は、売上高は15・18億円(前期比253・8%増)、営業利益は1・60億円(前期は3・48億円の損失)の見通し。セグメント別では、「半導体検査装置事業」において、台湾、中国での営業活動の結果、顧客からの引き合いと導入に結びつくベンチマークが大きく増えていることから、売上高は13・48億円、営業利益で1・57億円を見込んでいる。

 また、同社は、未来技術の獲得を目的に、産学連携を積極的に進め、それら市場への新規参入を計画、事業の多角化展開により、抜本的な事業構造の改革と収益基盤の拡充に取り組んでいる。(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

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