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【ぴいぷる】隙間を“ズイズイズイ~”っと生き抜く! 小島よしお「自然発生的な芸。子供たちの反応がすごい」 (1/2ページ)

 筋肉ムキムキ、ブーメランパンツ一丁。で、腕を振り下ろして地面を踏みならし、「そんなの関係ねぇ!」。

 おなじみのポーズで一世を風靡(ふうび)したピン芸人は今、子供たちのアイドルとなった。独自の戦略を抱えて芸人人生の第2ステージへと踊り出している。

 「怪しくも楽しげな擬音と造語を作るのは得意中の得意。裸に筋肉も子供心をつかむ大きな要素の1つだと思ってます」

 そもそも子供受けを狙った芸スタイルからスタートしたという。

 「『おっぱっぴー』とか『ズイズイズイ~』とかは、体の中から自然発生的に出てきた芸。これ、子供たちの反応がすごいんです。あ、でも、おならのコントは長時間やったらそっぽ向かれたこともあります。受けるのは最初の方だけ。不思議なんですけどね」

 子供心をわしづかみ。その精度は、キッズ向けライブを年間100本以上こなす中で徐々に上がってきた。

 売れっ子だった2012年ごろ、睡眠時間は1日に2~3時間。多忙を極めたが、やがてテレビなどの出演回数が減り、スケジュール表には空白が目立つようになった。

 このまま一発屋で終わるのか。だが、「ん? 待てよ。まっ、それも初めっから織り込み済みだし」と気を取り直した。

 「だって例のネタも、フルで言うと『俺もビリーも一発屋 でもそんなの関係ねぇ!』ですから。最初っから一発屋って入れてるんです」

 ビリーとは、短期集中型エクササイズ、ビリーズブートキャンプを考案したビリー・ブランクスのこと。

 「でも、ただ待っていても本当に自滅する。その前に、芸の肥やしになると思う資格は『取れるだけ取っちゃえ』と、空いている時間で猛勉強しました」

 ナマハゲ伝道士からジュニア野菜ソムリエ、さかな検定(3級)や漢字検定(準1級)など次々と取得。その中には全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会主催の「キッズコーディネーショントレーナー」認定資格がある。心理分析を基礎にした幼児の運動能力を高めるための教育プログラムで、このほど上梓した絵本『ぱちょ~ん』は、その集大成。ボイス付きで、朝起きが苦手な子に「おっぱっぴー」と、けたたましく叫んで学校へと向かわせる。だから、母親にも評判がいい。

 「もうびっくり。サイン会なんかに行くと、本の中のフレーズやポーズを子供たちがわいわいとまねてやってくれる。僕の気持ちが直球で子供たちに伝わってるって感じるんです」

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