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【ぴいぷる】悪女、突っ走ります! 米倉涼子「私、悪女をやっているときが一番楽しいんです」 (1/2ページ)

 ■駅名を覚えるのが大変~

 「私、悪女をやっているときが一番楽しいんです」

 大きな瞳で真正面から見据えられ、こう言われると心の内が見透かされてしまいそうだ。こんな悪女がいたら、とても太刀打ちできそうにない。

 「だって、本当には悪いことってやっちゃいけないでしょう。それが遠慮なくできるんですよ。楽しいじゃないですか」

 「黒革の手帖」「わるいやつら」「けものみち」…。さまざまな悪女を楽しんできた彼女が新たに演じるのは元弁護士。しかも資格を剥奪され、ドス黒い噂もあるスキャンダラスな女。それが現在放送中の「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」のヒロイン、小鳥遊(たかなし)翔子。

 弁護士資格を剥奪された小鳥遊が腕の立つ仲間を集めてチームを作り、悪に立ち向かう。孤高の医師を描いた「ドクターX」に続く新しいキャラクターだ。

 「ドクターXのときは結構ムッとしている時間が多く、人と会話することもあまりなく、『致しません』で済んでいたんですけど、今回は私自身が法廷に立たない分、そこに行き着くまでに、人と交わっていくので随分違うキャラクターです。起伏が激しくて、結構しゃべるんですよ。かっこよさでは『ドクターX』かもしれないけど、エネルギーはこっちのほうがたくさん使ってますね」

 許せない悪に立ち向かうヒロインだが、彼女自身にとって許せないこととは何だろう。

 「人をだましたり、嘘をついたりすることは許せないですね。何でそんな嘘をつくんだろうって思うことがしょっちゅうありますよ。私の場合、そんなときは顔に出ちゃいますけど」

 「例えば?」と問うと勢いが増してきた。

 「今、生活している中で、何でって思うことがありますよ。人を陥れるのってよくないですよね。週刊誌とか…って、これ笑い話ですからね」

 …さて、弁護士や医者といえば誰もが憧れる職業だが、彼女はどんな職業を夢見ていたのだろうか。

 「私、子供のころからこんな仕事に就きたいとか思ったことがないんです」ときっぱり。

 5歳から15年間、クラシックバレエをやってきたが、それでも「バレリーナになりたいって夢を持っても、どうせそんなものは壊れるだろうなって思っていましたよ。だって、実力の世界ですよ。周りにはもっと上手な人がたくさんいましたから」とさらり。

 「強いて憧れたのを挙げるとすれば、さっそうとオフィス街を歩くキャリアウーマンかな」

 だからこそ、今こうして女優をしていること自体が意外だという。そんな彼女も今では若手女優の目標になる存在。では彼女にとって理想とする女優像は誰だろう。

 「あまりそういうのは思わないんですね。でも森光子さんは一緒にいて楽しかったし、本当に好きでした。ただ森さんから、ああしなさいとか、こうしなさいとか言われたこともないですし、その生き方から何かをもらおうとかでもなかった。気があったんです」

 ブロードウェーミュージカル「シカゴ」に出たいという気持ちが強くなったときも森さんに相談したという。「やりなさい」という言葉だけだったが、背中を強く押された。そして「シカゴ」は彼女の当たり役になる。

 実は彼女が“悪女好き”になったのも、森さんの存在が大きい。「黒革の手帖」をやっているときに、森さんから長い手紙をもらった。そこには「悪女をやり続けなさい」と書かれてあったという。

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