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【ぴいぷる】二階堂ふみ「いろいろな方々とコミュニケーションとりたい」 撮影スタッフとも積極的に話す“現場主義” 主演映画『翔んで埼玉』22日公開 (1/2ページ)

 独特な雰囲気と高い演技力で異彩を放つ若手女優だ。演じるときは「なるべく柔軟でありたい」という。

 「自分が柔軟であればあるほど、現場にあるものを吸収できるような気がします。映画は1人で作るものではないですし、現場によってやり方も変わるので、いろいろな方々とコミュニケーションをとりたいです」

 撮影現場で学ぶことは多いという。

 「(女優を)始めたてのときは、一番年下という立ち位置だったのですが、徐々に同世代の人が増えてきて、今は自分よりも若い人も入ってくるようになりました。作品を作る仲間として、部署は関係なく、みんなで育てていくという感覚は先輩方から学びました。自分もそういう人になっていきたいです」

 そんな現場によって大人へと成長してきた彼女が、22日公開の映画「翔んで埼玉」(武内英樹監督)では、GACKTとW主演をしている。

 漫画家の魔夜峰央が埼玉県を自虐的に描いた同名ギャグ漫画が原作。東京のトップ高校で生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂)は、アメリカ帰りの転校生、麻実麗(GACKT)と出会い心をひかれていく。見るからに東京都民の麗は、実は手形制度の撤廃を求める“埼玉解放戦線”のメンバーだった。次第に東京と埼玉、そして千葉までも巻き込んだ抗争に巻き込まれていく。

 「自分と他者を比較する気持ちや、どこから来たのかというアイデンティティーにも触れている映画になっています。千葉対埼玉の抗争シーンでは、出身の有名人の写真を出し合って、現実とファンタジーを行き来しているので、楽しんでいただけると思います」

 GACKTとの共演は刺激的だったという。

 「こういうコメディーの作品は、キャラクターとしてちゃんと立っていないと嘘っぽく、安っぽくなりがちなのですが、GACKTさんの麻実麗は撮影の初日からただただそこに存在していて、説得力がありました」

 ディスりながらも、実は埼玉愛の詰まった作品だ。

 昨年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で、西郷の2番目の妻、愛加那を演じたことが転機になったという。

 「自分の生き方が変わるきっかけになりました。彼女が自然に生きる人だったので、この役を演じたことで、結婚や出産にこだわらなくなり、縁やタイミングに任せて自然体でいこう、という考えになりました」

 撮影現場となった奄美大島では、ユニークな出会いもあった。

 撮影を見に来た90代のおばあさんたちと仲良くなり、家に遊びに行ったという。

 「おばあさんたちは長く生きていらっしゃる分、何かと大変な思いもされていますが、それでも強く生きてきたからこその言葉が、お話をしていると出てきました。交流していくことで愛加那像もでき、役作りにもつながりました」

 「人が好き」というだけあり、撮影現場でもスタッフと積極的にコミュニケーションをとるタイプだ。

 「美術部の方々は、私たちが休憩している間に作業をされているので、なかなかお話しできる機会がないので、積極的に話すようにしています」

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