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【ぴいぷる】JUMP薮宏太「ゼロからのスタート。だからこそ何でもできる」 4月上演ミュージカルで10年ぶり単独主演 (1/2ページ)

 「原作がなく、不安もあるけど、ゼロからのスタート。だからこそ何でもできる」

 カンテレ開局60周年記念の締めくくり。“平成最後”となる4月上演のミュージカル「ハル」で、約10年ぶりの単独主演を務める。

 「最近、10代で主演した舞台を振り返ることがあった。当時はがむしゃら。歌のテクニックを含め、もっといろんなことができたんじゃないかと」

 単独主演という久々に舞い込んだチャンス。穏やかな表情の奥に静かな闘志がうかがわせた。

 人気演出家、栗山民也氏の新作オリジナル。大病を克服したが、生きる希望を見いだせずにいる高校生の石坂ハルが、ボクシングに夢中な真由(北乃きい)と出会い、ボクシングにのめり込むことで人生に向き合い、成長していく物語だ。

 「僕は、この舞台を成功させたい。ハルは、自分を変えたい…。ゴールは違うけど、お互い未経験のボクシングをきっかけに変わっていくのは同じ。ハルの性格が現実的で、うんちく好きなところは僕と似ているかな。グループでの僕は“ヤブー知恵袋”なんです」

 そう言って笑わせた。

 小学6年のとき、ジャニーズ事務所に入所する。姉が履歴書を送付したのがきっかけだった。オーディションが、サッカーの練習日と重なり渋ると、姉が「サッカーショップで(国旗の)ピンバッジを1個買ってあげる」と一言。この誘惑に負けた。

 以後、ブラジル、イタリア…。事務所のレッスンの度、姉からの“贈り物”が筆箱に増えていった。

 「当時、サッカー日韓ワールドカップ前だったので、(集まったピンバッジのお陰で)クラスのヒーローでした。ただ、ジャニーズに入ったとは、恥ずかしくて言えず…。結局、『ミュージックステーション』でマイクを持っているのを見られてバレましたけど」

 入所後、ジャニーズJr.のユニット、Ya-Ya-yahなどで活躍する。ただ、友達と遊べず、部活もできない日々に、「今すぐにでも辞めてやろう」という心境だった。

 その後も「高校3年までにCDデビューできなかったら、(事務所を)辞めて進学しようと考えていました。今は、役者さんやキャスターなど選択肢が広がっているけど、当時は、デビューがゴールだったから」。そう振り返る。

 転機はその高校3年にやってくる。Hey! Say! JUMPとして念願のデビューを果たした。同時に業界の荒波を乗り越えていく仲間も得た。

 「ソロ活動をしていても、心のどこかグループに属しているという意識があります。ずっと続けてこれたのも、一緒だったからなので」

 昨年12月から舞台のために食事制限を始めると、「メンバーがタンパク質の多い食べ物を教えてくれたり。ミュージカルでは喉を使うので、バラエティー番組で大声を出す立ち回り役をやってくれたり。愛を感じますね。だからこそソロ活動で得たスキルは還元したいです」と力を込めた。

 仕事と並行し、自分磨きにも余念がない。22歳で、早稲田大学人間科学部(通信課程)に入学した。

 「異業種の方とディスカッションすることで、視野が広がり、リテラシーもつく。今は文化人類学で、各国の文化の違いを学んでいます。ちょっとした言葉や行動で、国際問題にも発展する。発信する仕事をしているので、学ぶことが多い。来年、卒業できそうですが、人生は一生勉強だと思っています」

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