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【ぴいぷる】石坂浩二「いい年の取り方…子供のような澄んだ気持ちを発見すること」 テレビ朝日系「やすらぎの刻(とき)~道」 (1/2ページ)

 8日から1年間放映される昼の帯ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」(テレビ朝日系、月~金曜午後0時30分)は、一昨年の「やすらぎの郷」のその後と、石坂浩二扮する脚本家が執筆する劇中劇「道」が映像化される2層構造のドラマだ。

 「『道』は、山梨の山間の村の無名な夫婦の生涯を通し、戦中、戦後の移り変わりと、時代に流される人間の姿を描いたもの。私も戦中生まれで、空襲経験や焼け野原が原風景にあります。子供のころの純朴さも懐かしく感じさせてくれます」

 舞台になる老人施設で「道」のシナリオを書いているとき、邪魔をするように入居する老人が事件が起こす。

 「それで彼らも時代に流されて生きてきたことに気づかされます。倉本聰さんの台本は仕掛けがいっぱいあって、味わい深いですよ」

 元妻の浅丘ルリ子、元恋人の加賀まりこも、前作に続いて共演する。

 「この年齢になると、お互い、子供っぽくなってくるんですね。いい年の取り方というのは、子供のような澄んだ気持ちが自分にまだ残っているのを発見することだと思うんです。前回はこのことに気づいていなかったので、今回は『こういう反応は子供っぽいからするのか』など考えながら演じてます」

 役名は菊村栄で、劇では「栄ちゃん」と呼ばれる。一方、元妻、元恋人は普段から本名・武藤兵吉の「兵ちゃん」と呼んでいて、本番で「ヘエイちゃん」となることも。

 「その呼び方もだんだんなじんできましたね」

 ■芸名誕生裏に大空眞弓

 「石坂浩二」の芸名誕生の裏には、今回新たに参加する大空眞弓が関係していたという。

 「学生時代、本名で『七人の刑事』(TBS系)などに出演しましたが、ドラマ『潮騒』(同)で加賀まりこさんと共演するとき、TBS前のそば屋さんでプロデューサーの石井ふく子さんが『潮騒に武藤兵吉は似合わない。きょうからこの名前よ』。大空さんのお父様が姓名判断をしていて、名前を考えるとき、大空さんも関わっていたんですね」

 前作の藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭らに加え、大空、いしだあゆみ、丘みつ子、松原智恵子、水野久美ら平均年齢74歳の面々が新たに老人施設に入居する。皆、かつて共演したり、インタビュアーを担当した「スター千一夜」(フジテレビ系)に出演した人ばかり。

 「松原智恵子さんとはドラマ『颱風とざくろ』(日本テレビ系)でご一緒しました。あの方、ホントに天衣無縫というか、本番で突然、セリフをおっしゃらないから、『どうしたの』と聞いたら、『ゴミがついている』。そんなの気にしないで続けてくれよと思ったんですが。『そんなこともあったね』と言ったら、『アタシ、そんなこと、覚えていない』。皆さん、次から次へと忘れています」

 前回提案した老人向きの大きな文字の台本は今回も健在。前回同様、「テレビをつまらなくしたのはテレビ局だ」などのテレビ批判やドキっとするセリフ、タブーになりつつある喫煙シーンも数多く描かれる。

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