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【ぴいぷる】橋本環奈「試練や壁のある状態に身を置き、自分を鼓舞」 20歳になってうれしかったことは…

 映画やドラマで大活躍の若手女優。彼女の公式インスタグラムで写真がアップされると、ネットニュースになるほどの人気ぶりだ。

 「6年前ほど前から、目まぐるしく環境が変わりました。雑誌『an・an』の表紙に始まり、バラエティー番組に出たり、映画に主演したり。大変なこともありましたが、ひとつひとつ丁寧に仕事をすることを心がけてきました」

 福田雄一監督の映画「銀魂」シリーズやドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)などでコメディエンヌぶりを発揮している。

 「監督を信じて、指示通りにしています。『もうちょっと口を開けて』とか『こういう言い回しで』など、細かく指示をしてくださり、監督自身もその場でやってくださったりするんです」

 演じる上で心がけていることは、「妥協しないこと」だという。

 「お芝居ってどれだけやっても、確たる安堵(あんど)というのがないんです。正解がないですし、追求しても追求しきれないものなので。でも監督がOKと言ってくださっているから、OKなんだろうなと思っています」

 今回の作品でも、惜しみなく力を発揮した。19日から公開される山崎賢人主演の映画「キングダム」(佐藤信介監督)で、山民族の末裔(まつえい)である河了貂(かりょうてん)役を演じている。

 「胸を張ってオススメできる作品です。実写化が不可能といわれていた作品だけあって、セットやCGが豪華なんです」

 中国で壮大なスケールの撮影が行われ、騎馬隊が駆け抜けるシーンでは100頭の馬を用意。さらに王宮のシーンもCGではなく、広大なセットが造られた。

 「日本ではこれだけ大きなロケはできないでしょうね。(合成用の)グリーンバックではなく、実際にある建物を見ながら演じられたので気持ちも違いましたし、シーンとしての深みも出ていると思います」

 原作は、累計発行部数3800万部超を記録する、原泰久氏のベストセラー漫画。中国・春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く奴隷の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・●(=亡の下に口、下に月女迅のつくりを横に並べる)政(えいせい、吉沢亮)の活躍を壮大なスケールで描く。

 「セリフに重みがあるので、見ていて熱いものを感じると思います。スケールが大きな作品なので、ぜひ、劇場でごらんいただきたいです」

 芝居の世界に入りたいと思ったのは、11歳のときに是枝裕和監督の「奇跡」に出演したのがきっかけだという。

 「是枝監督の作品は、子役は台本をもらわずに、『やりたいように演じて』という感じだったのですが、すごく楽しかったんです。素晴らしい大人の俳優さんたちと共演して、かっこいいと思いましたし、監督に『きっといい女優さんになって、また会うと思う』と言っていただいて、うれしかったです」

 当時、監督から大事なアドバイスをもらった。

 「『本をたくさん読むといいよ』って。それから本を好きになって、ノンジャンルで読むようになりました。フィクション、ノンフィクション、詩集も読みます。本から学ぶことは多いです。今はお芝居やこうした取材など、いろいろな場に立たせていただいていますが、アウトプットするばかりになってしまうので、インプットもしておきたいんです」

 だからこそ、若いにも関わらず、ここまでしっかり話せるのだろう。

 今年2月に20歳になった。大人ならではのいいことがあったという。

 「この間、撮影が終わって打ち上げをしたときに、照明さん、カメラマンさんなど、スタッフの方々と初めてお酒を酌み交わすという経験をしました。本当に『おつかれさまでした!』という感じがしました」

 9歳から芸能界入りをした彼女だが、今の自分は「現場が育ててくれた」と思っている。

 「これからもこの環境にいることができるように、常に試練や壁のある状態に身を置き、自分を鼓舞していきたい。さまざまなことを経験させてくれる環境があって、ありがたいです」

 彼女のこういった心意気が、次々とチャンスをものにするのだろう。(ペン・加藤弓子 カメラ・酒巻俊介)

 ■橋本環奈(はしもと・かんな) 女優。1999年2月3日生まれ、20歳。福岡県出身。小学3年生から芸能活動を開始。2016年公開の「セーラー服と機関銃-卒業-」(前田弘二監督)で初主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(河合勇人監督)は9月6日に公開予定。

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