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【ぴいぷる】お芝居に“恋”する山本美月 「アニメのキャラクター、悪役やブリっ子もやってみたい」 (1/2ページ)

 モデルとともに女優としても着実にキャリアを積む彼女が、少し照れくさそうに笑った。

 「ラブコメは経験あるけど、純愛ラブストーリーを演じるのは、初めてかな」

 火曜ドラマ「パーフェクトワールド」(21時、カンテレ・フジテレビ系)のヒロイン、川奈つぐみ役で新たな一面をのぞかせている。

 原作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で有賀リエが連載する累計部数170万部の同名漫画。2018年には映画化もされた。

 つぐみは、大学時代の事故で車いす生活を余儀なくされた建築士・鮎川樹(松坂桃李)の高校の同級生。高校時代に片思いをしていたが、12年ぶりに偶然、再会して心を通わせる。親の反対や恋敵、病気など次々と立ちはだかる壁。それを乗り越えていく2人の姿を通して“幸せとは何か”を問いかける。

 「車いすの鮎川くんとお互いがどう補って、愛を育んでいくのか。付き合えてハッピーだけど、付き合うことで見えてくることもハッキリしてくる。そういうところも見ていただきたいですね」

 つぐみの性格については「一生懸命で一途。たまに周りが見えなくなっちゃう、かわいらしい子です」との評。「でも、喜怒哀楽の表現が激しく、(演技の)温度感を変えるのが難しい。私はそんなに感情が出るタイプではないので…」

 作中、元美術部のつぐみが絵を描くシーンがある。絵と言えば、昨年から自作の絵で近況を報告する「♯近々の美月」を週1回、インスタグラムで始めた。「絵が得意なところは共通点ですね」

 演技に興味を持ったのは、小学生6年のとき。高校時代には演劇部に所属する。2009年のモデルデビュー後、映画初出演の「桐島、部活やめるってよ」が話題を呼び、ドラマや映画など次々とオファーが舞い込んだ。ただ、出演作が増えるほどに悩みも生まれる。

 「私はネガティブで自信をなくすタイプ。『撮影うまくいかなかったな』『評判良くなかったな』って。でも、最近はもう少し自分のことを信じてあげていいのかなとも思ってます」

 心境に変化が生まれたきっかけは「白い巨塔」や「昼顔」などヒット作を手掛けた西谷弘監督演出のドラマ「刑事ゆがみ」と「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」に出演したことだった。

 「西谷監督の演出を受けたのはすごく勉強になりました。これまでは、監督からすれば、まだまだ子供で心の底から信用していただけるのは少なかったと思います。でも、西谷監督は演出も、演技の指示も“できる”前提で、信用していただいているという安心感があり、その中でお芝居ができて自信につながりました」

 一昨年、女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルを卒業した。この経験、もちろん女優業に生かされている。

 「(取材の撮影で)笑ってって言われたときに笑えるし、動いてって言われたら動ける。笑う演技が得意…ですか? でも、撮影のときの笑顔は偽物かもしれませんよ」

 そうイタズラっぽく笑ってみせた。

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