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【ぴいぷる】長野美郷、チャンスは一瞬…コンマ5秒の戦い! 朝の顔から老舗番組へ「身が引き締まる思い」 (1/2ページ)

 「生放送ならではの予定にないことが起きると『来た! 来た!!』って感じですね」

 “朝の顔”として見せていた愛くるしい笑顔は変わらない。しかし今は、そこに厳しいまなざしが加わった。4月から『BSフジ LIVE プライムニュース』(月~金曜午後8時)の木、金曜日担当キャスターを務める新顔は、老舗番組への抜擢(ばってき)に日々、刺激を感じている。

 4月に露朝首脳会談が行われたときには、その日の夕方にロシアのウラジーミル・プーチン大統領が会談場所となるウラジオストクで会見をすると、その様子を番組内で放送した。これまで何度も生放送は経験してきたはずだったが、前日の打ち合わせと180度異なる台本にはさすがに驚いたという。

 放送前には、同い年ながら番組の“先輩”となるフジテレビアナウンサー、松村未央(32)から「台本にないこともいっぱい起こる」とアドバイスを受けていた。

 プライベートでも仲が良く、番組の不安や悩みを相談できる数少ない相手からの一言は、見事に金言となり、心に余裕を持たせることができた。

 想定外の数々にも「時事問題にビビットに反応していくことは、『今、これが世界で起きているんだ』と感心しつつ、2時間もひとつの話題を掘り下げられることに“贅沢(ぜいたく)さ”を感じていますね」と振り返る。

 ■朝の顔から老舗番組へ「身が引き締まる思い」

 これまで朝の顔として『めざましどようび』のメインキャスターを4年務めたが、話題や雰囲気など生放送という共通事項以外、すべてが異なっていた。オファーをもらったときは「身が引き締まる思いでしたね」と、そのときからすでに強い責任感も持っていた。

 もちろん朝の情報番組を担当しているときに比べ、勉強量は格段に増した。「もともと好きだった読書はさらに増えました。少しでも気になる本が店頭に並んでいると買い漁って、毎日暇さえあれば本を開いていますけど、それでも読書量が追いつかないんです。今では“積読(つんどく)”状態になった本もありますね」と苦笑い。

 惜しみない努力はすでに結果として実を結びつつあるようだ。

 これまで番組の視聴者層は高齢男性が中心だったが、4月以降は若年層にまで広がりつつある。要因を問うと、自身では分からないと謙遜するが、11年目を迎える本格派討論番組に新たに風を吹き込んでいるのは確かだ。

 ■放送後毎回感じる悔しさ「聞き逃した質問は必ず声掛け」

 結果とは裏腹に、放送後、毎回感じるのは「悔しさ」。特にゲストへの質問のあり方を課題として挙げる。生放送の中で抱いた疑問を、その場でゲストにぶつけるのはそれほどたやすいことではない。

 「反省はすごくあります。激しい討論の中、なかなか自分の疑問に思ったことを切り出すことができず、気が付くと話題が変わってしまっているんです。そういうときは『今だったなー』って悔しい思いをしますね」

 質問を切り出せる間は実にコンマ5秒。チャンスは一瞬しか許されていないという。CM中や放送後は、聞き逃した質問をゲストに必ず声を掛けて解消。今の自分の出来に点数は付けられないが、限りなく満点に近いMCになるための努力は怠らない。

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