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【ぴいぷる】“キャラ”貫き“居場所”ゲット! 加藤諒「事務所のみなさんが見捨てないでくださったおかげ」 (1/2ページ)

 ■原作・魔夜峰央氏絶賛「パタリロ」がハマリ役に

 インパクト大の太い眉毛と強烈なキャラクターが魅力の個性派俳優だ。彼独自のユニークな演技法を持っている。

 「役作りをするときは演じる役に近い人のドキュメンタリー作品を見るのですが、演じるときは、自分がその人物として、ドキュメンタリーでカメラを向けられているような意識でやります」

 「舞台の仕事は毎年、やりたい」と話す。

 「舞台は編集できるものでなく、さらにどこにフォーカスを向けるかを決めるのはお客さんなので、むき出しになっている状態でどれだけ勝負できるかが問われるんです。ちゃんと舞台で実力を見せられる役者になりたいんです」

 そんな真摯に芝居に挑んでいる彼が、28日公開の映画『劇場版パタリロ!』(小林顕作監督)で主人公のパタリロを演じる。原作は『翔んで埼玉』でもおなじみの魔夜峰央氏の同名漫画だ。

 「パタリロ役を、生きている人間が演じられるとは思っていなかった」という魔夜氏が、彼を見て「あ、いた」と思ったほどのハマリ役だ。

 「役者人生の中でそんな風に言ってもらえることって、なかなかないと思うので、ありがたいです。パタリロは腹黒いけど、どこか憎めない人になるように心がけました」

 2016年に彼の主演で公演された同名舞台をベースに映画化しており「舞台でやっていたダンスを映画でも踊っているので、舞台の魅力も楽しめる作品になっています」と話す。

 常春の国マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世(加藤)が、側近のタマネギ部隊を引き連れて大英帝国にやってくる。権力争いで命を狙われているパタリロを中心に美少年たちの耽美な世界が繰り広げられる。

 今、注目のLGBTを扱った作品でもある。

 「パタリロは40年前に連載が始まったので、まだLGBTを扱った作品がたくさんあるような時代ではない中で、こういう漫画があって、子供たちが読んでいたというのはすごいですよね」

 時代のほうがようやくパタリロに追いついたのだろう。シュールでちょっと過激なストーリーの作品だ。

 子役から活躍し、デビューは、明石家さんまが先生となって子供たちと会話を繰り広げるバラエティー番組『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)だった。

 「子供ながらに、プロ意識が生まれる現場でした。スタッフさんから、『放送された番組を見て、どこが使われて、どこがカットされているのかをチェックしなさい』と言われていました。さらに番組の改編期には、生徒の誰が残って、誰が残らないといったシビアな話になるので、みんな、番組の中で『今これを言ったら笑いになるのではないか』と考えながら話していました」

 番組では“くるみちゃん”という愛称のオネエキャラで出演していた。

 「番組で『違う名前のほうがよかったと思っている人はいる?』と聞かれたときに、『くるみちゃんという名前になりたい』と言ったら、場がどっと沸いたんです。『あ、これは(チャンスだ)』と思いました」

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