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真っ昼間からいそいそと… 愛猫と布団での“ひととき”

★其ノ弐百九拾参

 まさか、この年齢になって昼寝が好きになるとは思いませんでした。

 同世代の方々に聞いても「そんな暇ないよ。家族いるし」「寝ようと思っても起きちゃわない?」という意見が返ってきて、自分が独身で時間が比較的あるからこういう感覚になったのかな…とちょっと後ろめたい気持ちにもなりましたが。

 いや、しかし後ろめたい気持ちなど必要ありません。社会生活を営む上でも昼寝という休息はある程度必要だと説明された記事も新聞で読んだことがあります。

 20分前後の午睡は、その後のパフォーマンスを向上させるため効果的である…、そんな内容だったはずです。マネジャーも私も「昼寝って必要なんだ」と感心した記憶があります。「それにしても壇ちゃん(私)は寝すぎでしょ。2時間ぐらい寝てるときなくない?」と突っ込まれてしまいましたが。

 昼過ぎに仕事が終わって、夕方まで時間が少しあるときの昼寝は格別です。帰宅してシャワーを浴びて、いそいそ猫と布団に入ります。猫も付き合ってくれるので、「猫が寝たいっていってるし、しょうがないよねー」と下手な言いわけをしながら夕方までスヤスヤ、これがたまりません。こんな生活していれば世間と離れていきそう…という危機感はひとまず置いておいて。ひとときを全力で楽しみます。

 思えば保育園時代はまったくといっていいほど昼寝をしない子供でした。昼食後の昼寝タイムも、先生の目を盗んで起きている子たちとおしゃべりしたり、じゃれあったりしたものです。「こら、寝なさい」とたしなめられても寝たふりだけしていたっけ。あの昼寝嫌いが、この年になってまさかの昼寝開眼…、恩師でもある当時の保育士の先生が聞いたらどんな顔をするでしょう。

 目が爛々とした私を諭すように、よく添い寝してくれたり本を読んでくれた方でしたが、一向に眠くならない私に半ば諦め気味でした。「もう、しずかちゃん、大きくなれないぞ」とため息混じりに言われても「いいもん」とそっぽを向く私はかなりの問題児だったことでしょう。それでもずっと指導してくれた先生のすがたは忘れられません。

 いま、先生に本を読んでもらったら、数分で眠りに落ちる自信はあります。

 ■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。写真集『モナリザ-雫-』『モナリザ-結晶-』(いずれも講談社)が発売中。

 レギュラー番組は文化放送『大竹まことゴールデンラジオ!』水曜パートナー、テレビ埼玉『板尾壇(談)』、TBS『サンデージャポン』(隔週)、NHKラジオ第2『高校講座 保健体育』、文化放送『壇蜜の耳蜜』など多数。

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