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連日の吉本・ジャニーズ報道でわかった、南キャン・山里亮太と稲垣吾郎の賢さ

 この夏、テレビは吉本興業の騒動と、ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏が死去の話題ばかりだった。それぞれの所属タレントが総出で大パフォーマンスを行った。

 その中で突出して光った人間は2人。1人は日本テレビ「スッキリ」で“天の声”として出演している南海キャンディーズの山里亮太だ。MCの加藤浩次を超える圧倒的な存在感。地頭がかなりいい。潔く胸襟を開いている。しかも計算された胸襟だ。なぜ蒼井優と結婚できたのか、その理由がよく分かった。

 いろいろな吉本芸人が勘どころの悪いコメントをしたが、山里は、「スッキリ」でアツくなった加藤をフォロー。ラジオ番組では先輩芸人を立てつつも、「みんなが、『頑張れ、組織のパワハラに負けるな!』みたいな感じになっていくのも注意しなきゃいけない」(7月23日、TBSラジオ「たまむすび」)と冷静だった。テレビ局のキャスティングを握る人々は彼を改めて評価したはず。年末から来春の改編に注目だ。

 もう一人は元SMAPの稲垣吾郎。ジャニー氏の死にも、自重。退所した自身の立場を踏まえ、最後に会ったのは「環境が変わる前」、9月4日のお別れの会については「出てみたい気持ちはありますけど“想う”ことが大切」「僕の気持ちは届いていると思います」とコメントするにとどめた。

 稲垣は、2010年の映画「十三人の刺客」で、女(茂手木桜子)の四肢を切断し舌を抜いて飼い殺しにするという狂った大名役を演じた。あの迫力は凄まじかった。みなさんの大好きなキムタクや中居正広はそれぞれ代表作があるが、バイプレーヤーとして稲垣は別格。変質者を演じさせたら最高だ。

 地味に変態ができる稲垣は、TOKYO MXの雰囲気に合うと私は思っていた。ところがそこをマツコ・デラックスが叩いた。マツコは「5時に夢中!」に稲垣がレギュラー出演する話が浮上した際、共演を拒否したと報じられた。もしかしたら稲垣の変態性を恐れているのかもしれない。

 稲垣は叩かれながらも復活するだろう。映画は清く正しいばかりではない。私の周りにいる若い映画監督たちは、稲垣を起用しようと考えている。(出版プロデューサー)

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