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豊田利晃監督“拳銃所持”事件への“返答” 短編映画『狼煙が呼ぶ』9月20日から全国公開

 拳銃を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕された(後に不起訴)映画監督の豊田利晃氏(50)が事件をモチーフとして制作した短編映画『狼煙が呼ぶ』が9月20日から、1週間限定で全国公開されることになった。豊田監督の事件への“返答”であり、表現の自由への問いかけでもある同作はまさに反撃ののろしだ。

 「表現は自由なはずなのに、誰かに縛られているように感じます」と問いかける豊田監督。わずか16分の短編だが、テーマに賛同した松田龍平、浅野忠信、高良健吾、渋川清彦ら人気俳優が結集した。

 家の蔵の中で古びた拳銃を見つけ、過去に思いをはせる少女。拳銃をめぐり、過去の因果がよみがえってくる。果たしてそこにはどんな物語があったのか。

 豊田監督は今年4月、東京都狛江市の自宅でリボルバー式の拳銃1丁を所持していたとして、銃刀法違反容疑で逮捕された。逮捕には厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部も関与していたため、一部ではピエール瀧(52)とのかかわりも報じられた。

 しかし実際には、拳銃は祖父の形見として父親が持っていたもので、形見分けで豊田監督の手に。錆び付いて動かない銃で、豊田監督は不起訴になっている。

 映画にはそうした事情を投影。自身の事件だけではなく、社会に浸透している多くの矛盾や不条理、表現や発表の自粛に対して、一アーティストとして、世の中に問いかけている。「短い作品ですが、見た後の余韻を楽しんでください」と、豊田監督。

 入場料金は通常と同じ1800円(お札+ステッカー付き)。東京は、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺、シネマート新宿で、大阪はシネマート心斎橋、シネ・ヌーヴォなどで公開予定。

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