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【ぴいぷる】手相、怪談、パワースポット…島田秀平“三毛作芸人”の心眼 信念は「占った人を元気にする」 (1/2ページ)

 3万人以上の手を鑑定してきた手相芸人。占い師「原宿の母」こと菅野鈴子さんの一番弟子でもある。

 どこに行っても「手相見て」の毎日で、「この前、東京マラソンを走ったとき、沿道から言われて、えーっと思ったけど、見てみたら、案の定『KY線』(空気を読めない人を表す手相)が…」。

 先日、子供が生まれたが、真っ先に見たのも手だった。「もう職業病ですね」と笑わせる。

 高校時代、カウンセラーに興味を持ち、「一度に多くの人を癒やせる」と、幼なじみとお笑いコンビ「号泣」を結成した。あるイベントで「手相を見る力がありそうだから教える」と主催者だった原宿の母に才能を見込まれ、コンビ解散後、猛勉強。「エロ線」「気遣い屋線」など、小難しい手相にオリジナルの名前を付けてブレークする。

 「AKB48のメンバーにはみんなに“ある線”があるんです。だからそれを『アイドル線』ってな具合に」

 信念は「占った人を元気にする」こと。

 「『頭脳線』が短いからといって、おバカということではなく直感が鋭く、切り替えが速い。『ナルシスト線』があれば、悪くとらえるのではなく、おしゃれなど自己プロデュースがうまい」。そう励ますことを忘れない。

 一方で、夏に欠かせない男でもある。コンビ時代から月に1回、怪談や都市伝説のトークイベントを続けてきた。実力は、怪談界のレジェンド・稲川淳二が「後を引き継いで」と認めるほど。

 「怪談は、見えそうで見えない、分かりそうで分からないことが、人の心を揺さぶるし、面白い。年末年始は手相、行楽シーズンはパワースポット、夏は怪談の仕事。先輩からは三毛作芸人と言われてます」

 見えない世界に興味を持ったのは小学生時代にさかのぼる。1週間に1度、担任が怪談話をしてくれたことに強い興味を覚えた。

 「怖い話を聞くとクラスに一体感が生まれるし、そもそも人の感情をこんなに揺さぶるエンターテインメントって面白いな、と。だから、夏休みの自由研究も幽霊研究でした」

 怪談を職業にしてはいるが、実はめちゃくちゃ怖がりでもある。

 昨年の単独ツアー中、スタッフが足を粉砕骨折したほか、自身の新車と実家の車が同時に故障。さらに「名古屋公演の後にチケットの半券を調べたら、なぜか長野公演のチケットが混ざっていて、しかも発売していない座席番号で」。これには背筋が凍ったという。

 この10月には、東京と大阪で単独ツアー「お怪談巡り2019」を開催する。目玉は暗闇でのトークで、善光寺(長野)で行われる暗闇の中を手探りで進む「お戒壇巡り」からヒントを得た。

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