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ポップスの神髄披露!楠瀬誠志郎がほっとけない「シングルコレクション」発売

 『ほっとけないよ』のヒットで知られるシンガー・ソングライター、楠瀬誠志郎(59)が全シングルを収めたアルバム『Single collection and Something New』(ソニー・ミュージックダイレクト)をリリースした。ポップス職人の神髄に迫る。

 「ベスト盤ではなく自己年表のようなものですが、シングル曲って、そのときのベストなので、ある意味ベスト盤かな。改めて並べると、輝けるワンパターンだね」

 シングル曲とアルバム曲では作り方がまったく違うのだという。

 「シングルは、そのときの自分に一番正直な曲。“一話完結”“問答無用”“一切振り返りなし”で作るんです。5分間の世界ですべてを言い切ろうと。もう前の晩から、明日はシングル作るぞと思いながら寝ますからね」と明かす。

 それでも、つねにベストなメロディーが湧いてくるわけではない。そんなときは、ミュージシャンになる前に憧れたアーティストのCDを聞き直すそうだ。

 「まず原点に戻るということですよ。ブルース・ジョンストンやバート・バカラック、ジェイムズ・テイラーにキャロル・キング。壁にぶつかったときに聴く15枚があるんです。焦りから解放されるんですよね」

 父が聴いていたバート・バカラックの世界に触れたのが、最初の音楽体験。メロディーの美しさに心を打たれた。そして、次に出会うのがいわゆるシンガー・ソングライターたちだ。

 「作詞や作曲、演奏から歌まですべて自分でやるんだということをかっこいいと思ったんです。で、小学生のころには音楽の道で生きていくと思っていたの。小学生なんで食えるとか食えないとかじゃなくで、考える前に決断していました」

 来年のリリースに向けて製作中の新アルバムについても口を開いた。

 「一番新しい輝けるワンパターンとでも言っておきましょうか。ただシングルコレクションを出したことで、新しいものを作ろうと思えるようになったから」

 やっぱり、ほっとけなさそうだ。

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