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おぎやはぎ、司会番組大炎上!「ブスはいくらで脱いじゃうのか?」 AbemaTV“悪ノリ”体育会系体質で悪趣味企画素通し

 おぎやはぎMCのAbemaTV「おぎやはぎの『ブス』テレビ」がネットで大炎上している。9月9日放送で「ブスはいくらで脱いじゃうのか?」という企画を放送したのだが、なぜこんな放送をしてしまったのか。業界に詳しいテレビディレクターが根幹に潜む悪しき体質をひもといた。

 問題の番組では。女性たちに偽インタビューを仕掛けて「脱いでもいい」とする金額を答えさせ、ランキング形式で紹介した。常識的に考えれば、女性の容姿をネタにした、性差別的なこんな企画が問題にならないわけがない。ましてこの番組は以前にも女性を嘘の告白でだまし、あざ笑う企画が問題になったことがある。なぜAbemaTVはこんな放送をしてしまったのか? それには彼らの体質が深く影響している。

 「いつかまたやらかすのではと思っていた」と語るのはAbemaTVの制作に関わるスタッフだ。ご存じの方も多いと思うが、アベマはサイバーエージェントとテレビ朝日の合弁事業だが、現場で制作の実行部隊として働くのは主に制作会社の人間。

 それを指揮するのはサイバーエージェントの若手社員が中心で、現場の最高責任者ですら30代だ。サイバーエージェントは女性社員を「顔採用している」と言われる会社で、本業は広告代理店だから社風はかなりの体育会系。番組の企画会議はいつも「まるで大学生のコンパのような悪ノリ」で進むのだという。

 そんな中「ブステレビ」のような悪趣味な企画が提案されてくると、番組制作の常識をよく知らないスタッフが多いので、ストップをかける人間は少ないという。

 さらにこの問題の背景には、AbemaTVの制作費があまりに低予算であることもあるようだ。「面白い番組が多い」とかなり話題になっているとはいえ、アベマの番組制作費は良くて地方局程度。悪ければケーブルテレビくらいしかなく、制作会社はどこも青息吐息だという。

 「とにかく面白いものを作れ」というプレッシャーと低予算、さらにはテレビに無知なスタッフからのむちゃな命令。しかも数字が悪ければ即打ち切り。そんな中、手っ取り早く面白くするには手段を選んでいられないというのが実情のようだ。

 「新時代のテレビ」ともてはやされるAbemaTVだが、古い体質で、弱者である制作会社イジメを続けるようなことでは地上波よりもアナクロだといわれても仕方ないだろう。(テレビディレクター・藤澤慶)

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