zakzak

記事詳細

【大人のエンタメ】南ア撃破、日本の劇的勝利を映画化「ブライトン・ミラクル」 劇場公開が決まらないなんてもったいない!!

 いよいよ20日から日本でラグビーワールドカップが開催されるが、その前哨戦ともいわれるパシフィック・ネイションズカップで、日本は強豪に相次いで勝利した。今や世界トップの仲間入りを果たしたジャパンラグビーへの熱い期待が高まる中、注目なのが映画『THE BRIGHTON MIRACLE』(ブライトン・ミラクル)だ。

 ジャパンラグビーが世界で注目されるきっかけとなった2015年、イギリスで開かれたワールドカップでの日本対南アフリカの歴史的な一戦を活写した本作。

 物語は日本チームの監督を務めたエディー・ジョーンズ(テムエラ・モリソン)のチームへの思い、そして彼の人生を支えた両親(母親役は工藤夕貴)との交流を中心に描く。日本人(日系米国人)と白人のハーフとして育ったエディーは、人種偏見との闘いで鍛えられた不屈の魂を持つ男。その心情はもう1人の重要人物、新しくチームキャプテンとなったリーチ・マイケル(ラザラス・ラトゥーリー)にも相通じるものだ。

 ラグビーは、野球、アメフットのように数多く映画化されることはなかった。リチャード・ハリス主演の『孤独の報酬』(1963年)にしてもラグビー選手を主人公にしながら、同スポーツの魅力を映像化していない。近年ヒットした『インビクタス/負けざる者たち』(2009年)がラグビーの感動を伝える珍しいケースだが、実際の試合を見せるのではなく、演出によって試合シーンを再現している。

 今回は、テレビ放映された映像を使い、あくまで本当の試合にこだわり、それが画面に登場するエディー監督自身や選手たち本人のインタビューと相乗効果を発揮し、作品の成功に結実した。

 が、せっかく優れた映画が完成したにもかかわらず、劇場公開するための配給会社が決まっていないという。実にもったいない。

 なお9月半ばからのネット配信(アマゾン、アップルTV)はいち早く決定している。(瀬戸川宗太)

関連ニュース

アクセスランキング