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【話題の映画ウラのウラ】WOWOWドラマ映画化の勝算…初の全国単独配給へ 今夏放送「そして、生きる」を再編集 

 WOWOWが劇場に殴り込みをかける! といっても暴力沙汰ではない。27日公開の映画『劇場版 そして、生きる』の話だ。8月にWOWOWプライムで放送された映像に未公開映像を加えて再編集したもの。

 有村架純と坂口健太郎の共演も話題を集め、スタッフからも「テレビとは思えない素晴らしい出来。このまま終わらせるのは惜しい」との声が続出し、劇場版プロジェクトが立ち上がった。WOWOWにとっても全国規模の単独配給は初めて。

 物語は2011年、東日本を襲った未曾有の大災害が舞台。幼いころに交通事故で両親を亡くした瞳子(有村)は女優志望だがオーディションには落ちてばかり。災害ボランティアをして自分を見つめ直そうと考える。

 そこで運命的に出会った清隆(坂口)と互いに意識し合うようになる。清隆も過酷な運命を背負っていた。そして瞳子は子供を身ごもるが、2人の行く先にはさらに過酷な運命が待っていた-。

 瞳子の親友・ユリを韓国の人気グループKARAの元メンバー、知英が演じ、2人の間に割って入り複雑な人生模様を織り上げている。萩原聖人や光石研、南果歩ら魅力的な俳優陣が脇を固め、もり立てている。

 監督は『君の膵臓を食べたい』で興行収入35億円をたたき出した月川翔。有村は「奇跡を生んでくれたという気持ち。映像美や息遣い、匂いや音は鮮度を保ったままなので、ぜひ大きなスクリーンで見てほしい」。

 それにしても、こうしたWOWOW方式は今後ますます増えてくる予感がする。テレビでしか見られないNetflixとは対照的だ。(望月苑巳)

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