【玉ちゃんの酔滸伝】芸名で受けた"偏見"から人の判断は慎重に チャラそうでチャラくない安東弘樹さん - zakzak:夕刊フジ公式サイト

記事詳細

芸名で受けた"偏見"から人の判断は慎重に チャラそうでチャラくない安東弘樹さん

 人さまのことを見た目や想像で判断してしまうことはよくありません。私もこの芸名でかなりの偏見を受けてきましたから、人さまを判断するときは慎重になるように心がけています。

 先日、フリーアナウンサー、安東弘樹さんのラジオの番組に呼んでもらいました。安東さんとはTBSラジオの『たまむすび』で一時期、毎週共演していた間柄。昼から芸人と局アナのおじさん2人というラジオは、異彩を放っていました。

 このラジオ番組で、昭和42(1967)年生まれの2人は初共演となったのですが、安東さんに対する私のそれまでのイメージは、「アンディ」という愛称からか「局アナでバブル時代を謳歌(おうか)し、連日美女に囲まれ合コンをしている業界チャラ男」というものでした。

 しかし実際にお仕事をしてみると、私の判断は大きな間違いだったのです。共演をするためには「心も体も裸から始めよう」と、都内の銭湯でロケをして、互いに素っ裸で背中を流し合いました。そのときに安東さんへの私の印象をお話しすると、本人は「そう思われがちなんですけども、まったく違うんですよ」と苦笑いしていました。

 安東弘樹という男は、家庭の事情で若いころから働き、自らが家族を支えてきた苦労人。そうした人生経験から、仕事への責任感があり、人から信頼され、正義感も強く、人に優しく、特に女性に対しては最大限のリスペクトでかなり優しく、家族を愛し、チャラい部分のかけらもない、私のような人間とは真逆の実直な男性だったのです。

 家族を愛している安東さんですが、実は家族よりも自動車を愛しているのではないかという噂もあります。これまで乗ってきた自動車はなんと国産車と外国車を合わせて45台。「次から次へと車を買い替える男はスケベだ」と判断されがちですし、私もそう思っていましたが、これも間違っていました。「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考委員にまでなった安東さんの自動車愛は、本物なのです。

 私に人の判断の大切さを教えてくれる存在の安東さん。これからも末永く私と付き合ってください。

 ■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。TBSラジオ『たまむすび』(金曜)、TOKYO MX『バラいろダンディ』(金曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に『スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界』(講談社)、『スナックの歩き方』(イースト新書)など。

関連ニュース

アクセスランキング

×