【シネマパラダイス】知られざる実話を描いた社会派サスペンス 「クーリエ:最高機密の運び屋」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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知られざる実話を描いた社会派サスペンス 「クーリエ:最高機密の運び屋」

 米ソの緊張が頂点に達したキューバ危機を背景に“スパイ”にスカウトされた英国人セールスマンの葛藤と奮闘、彼の活躍で核戦争が回避されたという知られざる実話を描いた社会派サスペンス。主人公にベネディクト・カンバーバッチ。監督は『追想』で監督デビューしたドミニク・クック。23日公開。1時間52分。

 1962年、ソ連と行き来のあるセールスマン、グレヴィル・ウィンはCIAとMI6に接触され、あるソ連高官にモスクワで会うよう説得される。何度も往復して機密情報を西側に運び続けるうちに、高官との間に友情が芽生えるが-。

 【ホンネ】次第にやりがいを感じ、スパイ行為を繰り返すようになる主人公。その変化も含め、実力派俳優らの魂のこもった演技が魅せる。手に汗握るまではいかぬ、地味な緊張感がリアルで、作り手の誠実さを感じさせる。まさか実話とは! ★★★☆(映画評論家・折田千鶴子) ★5つで満点、☆=星半分

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