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小池さん出馬でも再選は厳しい 谷垣さんに東京都知事で復帰してほしいな

 最近は政治の世界が慌ただしくなっているね。統一地方選が始まったし、今年の夏には参院選挙。ひょっとしたら、衆参ダブル選挙もあるかもしれないと噂されている。

 大阪では府知事・市長のダブル選が行われる。焦点は維新サイドが掲げている「大阪都構想」で、それに反発する共産党や自民党が共闘を組んでいる格好だ。個人的にはまったく政策の違う政党が、都構想に反対したいがために結託するなんてどうなのかと思うけどね。

 来年夏の東京都知事選をめぐっては、自民党の幹事長である二階俊博さんが小池百合子都知事の再選を支持すると明かしてニュースになったよね。でも仮に小池都知事が出馬したとして、果たして勝てるんだろうか。

 小池知事は前回の選挙でそれまで都政に携わってきた政治家たちを批判して改革路線を声高に訴えていた。これはよくある手法で、有権者を「これまでの人とは違うんだ」とワクワクさせて支持を集めるんだよね。

 政権交代を果たしたときの民主党も似たような感じだった。実際に政権を運営する立場になると弱さが明るみになり、支持率はどんどん下がっていって、2012年の衆院選で惨敗したけどね。

 だから小池知事も、今度は「私は今までの人とは違うんですよ」という同じ手法ではなく、1期目でやってきたことを「実績」として勝負しなきゃいけない。だけど、知事が残した実績って何だろう。豊洲新市場移転は大騒動の連続だったし、築地市場跡地の活用法についても批判を集めた印象だ。

 あるいは働き方改革の推進や受動喫煙防止条例といったものもあるだろうけど、これらを実績といえるだろうか。例えそうだとしても、それではカバーできないくらい支持者を失ってしまったと思うよ。

 小池都知事は経験豊富な政治家であって、いい意味で素人臭くてフレッシュさがある人ではない。任期中に見せたパフォーマンスもその経験に裏打ちされたものだろうが、裏目に出ている気がするんだよね。

 来年の都知事選は東京五輪・パラリンピックとの日程をさけるために、予定よりも前倒しか先送り、という話になっている。

 ボクとしては、次の都知事選にはぜひ谷垣禎一さんに出馬してほしいと思っている。自転車事故で政界を引退した谷垣さんは政界復帰の可能性を否定しているそうだけど、何とかカムバックしてくれないかな。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

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