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《zak女の雄叫び お題は「選ぶ」》華やかなドレス、着物…女性皇族方のファッション

 5月のお代替わりで皇室への関心が高まる中、これまで以上にさまざまな儀式や行事に臨まれている皇后さまや、女性皇族方の「ファッション」にも改めて注目が集まっているようだ。

 天皇陛下のご即位を祝う一般参賀では、宮殿のベランダに色とりどりのドレスを着た女性皇族方が並び、新時代の幕開けを華やかに彩られた。その中央でひと際輝いていたのは、皇后さまが身につけられていた鶸色(ひわいろ)のロングドレスだ。

 物の本などによると鶸色は、「マヒワ」という鳥の体色を模した「黄色がかった黄緑色」で、日本では昔から染め物や陶磁器などに使われてきたおめでたい色なのだという。伝統を重んじ、新しい時代を祝う-。皇后さまがこの色を選ばれた背景を想像し、そんなイメージが浮かんだ。

 参賀者への取材では、初めて一般参賀に訪れたという若い女性から、「皇后さまのドレスがとてもきれいで、お似合いだった」という声を聞いた。

 秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまと、次女の佳子さまも、公務の担い手としてますます活躍の場を広げられている。

 先月28日、東京都板橋区の区立美術館で、絵本原画の展示を鑑賞された眞子さま。目を引いたのは、会場に入られた瞬間に「パッ」とその場が明るくなるような、ミントグリーンのワンピース。すっきりと耳を出す形でハーフアップにした黒髪と、パールのネックレスで上品に着こなされているのが印象的だった。

 妹の佳子さまは、5月のチャリティーディナーイベントに、秋篠宮妃紀子さまとともに着物姿でご臨席。佳子さまが身につけられていた着物は花があしらわれた淡いピンク色の振り袖で、華やかな雰囲気が一層際立っていた。

 海外訪問などでは、お出まし先に合わせた女性皇族方のコーディネートの変化も楽しい。

 先月末から、ポーランドとフィンランドを公式訪問されていた秋篠宮ご夫妻。ワルシャワの公園で市民とふれ合う紀子さまが着用されていたのは、花柄のドレスだった。紀子さまは国内の行事などでは無地のドレスを選ばれることが多いが、優雅なピンク色の花柄が、緑と白を基調としたヨーロッパの町並に映えていた。

 一方、同じワルシャワでも、日本大使公邸で開かれた国交樹立100周年記念レセプションに出席された際には、和装でご臨席。淡い色の着物が、金びょうぶなどが飾られた和風の内装にしっくりとなじんでいた。

 TPOに応じて変化する女性皇族方のファッション。興味深いのは、屋外の行事などで風が吹いていたり、うだるような暑さの中でも、決して着崩れたり乱れたりしないことだ。どんなときも相手への「礼儀」を尽くすことがファッションの基本なのだと、その着こなされようを見ていて感じる。(い)

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。7月のお題は「選ぶ」です。

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