zakzak

記事詳細

イタリアの死者6000人超える 感染6万、歯止めの兆しも

 イタリア政府は23日、新型コロナウイルスに感染した死者が前日から601人増え6077人になったと発表した。感染者は前日から4789人増の6万3927人。危機的な状況が続いているが、2日連続で死者・感染者の1日での確認数が前日分を下回り、被害拡大に歯止めの兆しも見え始めた。

 政府の衛生高等研究所幹部は3月上旬からの対策の効果が表れ始めたとの認識を表明。抑え込み成功の鍵は、感染者が集中する北部から南部への波及を防げるかどうかだと述べた。

 北部では医師や看護師、医療機器の不足が深刻化。コンテ首相は地元紙のインタビューに、人工呼吸器6500台を用意したと述べ、医療現場に順次配備していく考えを表明した。他地域から北部への応援に、約8千人の医師が応じる姿勢を示しているという。

 地域別で死者が最も多いのは大都市ミラノがある北部ロンバルディア州で3776人。感染者も最多で2万8761人に上る。同州でも1日の確認数が前日比で減少しており、州の保健担当者は「トンネルの先に光が見えた」と述べた。

 北部エミリアロマーニャ州が死者892人、感染者8535人で続いている。首都ローマのある中部ラツィオ州は死者63人、感染者1540人。

 一方、感染者のうち既に7432人が回復した。症状がないか軽いために自宅待機となっている感染者も2万6522人いる。これまでに計27万5468件のウイルス検査が実施された。(共同)

関連ニュース

アクセスランキング