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NY、新型コロナで“医療崩壊”危機! 街はゴーストタウン化…陸軍派遣、野戦病院設置も

 新型コロナウイルスの爆発的感染拡大で、外出禁止令が20日に出された世界一の都市、米ニューヨーク市は街から人影が消え、ゴーストタウンと化している。「(自分は)戦時下の大統領だ」というドナルド・トランプ大統領は、ニューヨーク州などを大規模災害認定し、陸軍部隊や病院船を派遣し、野戦病院の設置準備に乗り出した。中国発の「死のウイルス」との“戦争状態”に突入している。

 「全米の(感染者の)3分の1、州の3分の2が(ニューヨーク市に)集中している」「時間との闘いだ」

 ニューヨーク市のビル・デブラジオ市長はこう語った。

 CNNによると、米国の22日までの感染者は3万2000人、死者は約400人だが、多くが、ニューヨーク市周辺に集まっている。

 ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事によると、州の感染者は23日時点で2万875人、うちニューヨーク市は1万2305人。CNNはクオモ知事が、州住民の40~80%が感染する可能性があるとの見通しを明らかにしたと報じた。

 ツイッターなどには、通行人がまばらで閑散としたマンハッタンの繁華街や、高級ブランドが立ち並ぶ五番街、軍の関係車両が列をなす動画もあった。《まるでゴーストタウン》とのコメントも挙がっている。

 特に懸念されるのは医療態勢の危機だ。

 22日には市内の一部の病院で感染者があふれ、マスクなど医療器具の不足が顕在化したという。BBCによると、デブラジオ市長は「(市内では)あと10日ほどで医療品が広範囲で不足」し、状況は悪化するだろうと述べた。

 トランプ氏は22日、人工呼吸器などの医療器具に加え、陸軍部隊をニューヨーク市に送り込んだ。海軍が所有する病院船「コンフォート」も緊急派遣した。

 マーク・エスパー米国防長官は23日、国内の病床不足に対応するために、ニューヨーク市や西部ワシントン州のシアトルに野戦病院を設置する準備をしていると明らかにした。米軍はホテルや大学の寮を一時的な医療施設に改修する作業も実施するという。

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