菅氏が5派閥の支持を得て優勢 岸田氏と石破氏が追う展開 自民総裁選告示 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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菅氏が5派閥の支持を得て優勢 岸田氏と石破氏が追う展開 自民総裁選告示

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が8日午前に告示され、菅義偉官房長官(71)と、岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の3氏が立候補を届け出る。党内7派閥のうち5派閥の支持を得る菅氏が優勢で、岸田、石破両氏が追う展開。安倍政権の基本路線を継承するかどうかを争点に選挙戦がスタートする。国会議員票394と、47都道府県連に3票ずつ配分された地方票141の計535票が14日に開票され、新総裁が選出される。

 菅氏は、5派閥のほか、無派閥議員約30人の支援も受けてリードしている。菅氏陣営は地方票も着実に獲得し、本格政権づくりの基盤としたい意向だ。岸田、石破両氏は党員への働き掛けを強め、得票を伸ばしたい考え。次の総裁選に再挑戦する上で今回の順位は大きく影響するとみられ、2位争いも注目される。

 政策面では、菅氏は安倍路線の継承と前進を掲げる。中央省庁の縦割り打破や規制改革、地域活性化に重点を置く。岸田氏は「分断から協調へ」を唱え、経済格差是正を訴える。石破氏は「納得と共感の政治」を主張。内需主導型経済への転換を目指す。

 今回は安倍首相の突然の辞任表明に伴う総裁選のため、「政治の空白は許されない」(二階俊博幹事長)として全国一斉の党員・党友投票は見送った。

 現職が出馬しない総裁選は2012年以来。総裁任期は本来3年間だが、新総裁は安倍首相が残した約1年間の任期を務める。来年9月に再び総裁選が実施される見込みだ。

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