習近平主席が脳手術の憶測 国家特別危機管理部を設立も - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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習近平主席が脳手術の憶測 国家特別危機管理部を設立も

 昨年末の12月29日、中国の習近平国家主席が入院し、脳内の動脈瘤の手術を受けたとのニュースが世界を駆け巡った。このニュースは米国内の中国人民主化活動グループやインドのチベット亡命政権などの団体が「非常に重要なニュース」として確認に走り、日本の中国問題専門家にも問い合わせの電話やメールが入った。

 このため、「重篤か」などとの憶測を生んだが、当の習氏は今年元日に「「新年の演説」で姿を現しており、たんなる「ガセネタ」と一笑に付す向きもあった。しかし、演説は録画であり、収録が手術の前に行われた可能性も否定できない。また、習氏の手術が事実ならば、中国の最高指導者の生命にかかわることだけに、一概に無視するわけにはいかないだろう。

 このニュースを報じたのは「路徳社」(Lude Media)というメディアで、米国在住のユーチューバ-、王丁鋼(Wang DingGang)氏が2017年に立ち上げたもの。朝晩2回中国関連のニュースを配信している。

 そのバックには大富豪で、習近平指導部に反対の立場をとる米国在住の郭文貴氏がついており、運営資金を提供しているのに加え、中国の内部情報を流しているといわれる。

 今回の習氏の脳動脈瘤手術については、「習近平の身近にいる人からの情報」として、「習近平はすでに数回介入治療を受けていた」と伝えている。

 さらに、医療チームからの情報として、「脳動脈瘤が破裂する危険性がある」、「手術を受けたあと、どのくらいの期間生きられるかは、主に脳動脈瘤患者の体調や術者の技術や経験に左右されるため、一概には言えない」、「手術の治療方法は、間違いなく脳頭蓋や全身に様々な損傷を与える」などと伝えている。

 とはいえ、現在は、手術の技術が格段に進歩しているのも事実だ。大腿などの太い動脈からカテーテルを挿入して、脳内の動脈瘤の患部に到達させ、髪の毛と同じくらい細くて柔らかいプラチナコイルを動脈瘤の中に誘導、留置すれば、動脈瘤が破裂することを防ぐことができる。

 しかし、再手術の可能性も5~10%あり、習氏の場合、何回も手術を受けており、術後の生存期間は「数年から10数年間」と路徳社は報じている。

 さらに、路徳社は、習氏に「もしも」のことがあった場合に備えて、「中共(中国共産党)の真の権力を次に引き継ぐために、国家特別危機管理部を設立した」と伝えている。

 そのメンバーの中心は「習近平政権の大番頭」と呼ばれる丁薛祥・党政治局員。丁氏は党中央弁公庁主任、党総書記弁公室主任、国家主席弁公室主任を兼務する習氏の側近中の側近だ。さらに、中国人民解放軍の制服組トップの許其亮・中央軍事委員会副主席と、習氏の弟である習遠平氏らが入っているという。彼ら3人はまさに習氏の「身内」ともいうべき人物だ。

 また、「国家特別危機管理部」という名称が報じられたのは初めてで、習氏が自身の後事を託す組織を創設していたことが事実ならば、自身の健康問題を深刻にとらえている証拠ともいえそうだ。

NEWSポストセブン

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