【日本復喝】QUAD+英仏独が集結「海の長城」で中国封じ 東シナ海に好機到来、日本に問われる「自分の国は自分で守る」気概 (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【日本復喝】QUAD+英仏独が集結「海の長城」で中国封じ 東シナ海に好機到来、日本に問われる「自分の国は自分で守る」気概 (1/2ページ)

 ジョー・バイデン米大統領は20日(日本時間21日)の就任演説で、新政権の外交政策について、「同盟諸国との関係を修復し、再び世界と関与していく」と語り、軍事的覇権拡大を進める中国に対峙(たいじ)する姿勢を見せた。沖縄県・尖閣諸島周辺海域に連日、中国海警局の武装公船などの侵入を受けている菅義偉首相は21日、「日米同盟の強化や『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、バイデン大統領と協力していけることを楽しみにしている」とツイッターで祝意を伝えた。産経新聞論説副委員長の佐々木類氏が集中連載「日本復喝!」で、自由主義陣営による中国包囲網と、日本の覚悟に迫った。

 天気晴朗なれども波高し-。日露戦争(1904-05年)での日本海海戦を前に、東郷平八郎連合艦隊司令長官が大本営に打ったのが、この良く知られた電文だ。

 脅威は目の前に迫り来るが、悲観的になることはない。むしろ日本にとって好機到来である。今の東シナ海は、このときの状況によく似ている。

 日本海海戦当時のロシアに相当するのが、尖閣諸島を強奪しようと挑発行動を繰り返す現代の無法者、中国だ。

 確かに波は高いが、天気は晴朗である。なぜ、視界良好なのか。日本には「天・地・人」が備わっているからである。「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」

 「人の和」とは、外交を含めた同盟・協調関係を指す。今年、東シナ、南シナ両海は「自由と民主主義を発信する海」となる。

 日本と米国、オーストラリア、インドによる連携の枠組み「QUAD(クワッド)」の4カ国と、英国とフランス、ドイツの海軍がこの海域に大集結するからだ。

 沖縄から台湾、フィリピンを経由してマレーシアに至る第1列島線が「海の長城」と化し、覇権主義に走る中国の封じ込めに動くのである。

 米国は最近、中国から第1列島線の内側を守り抜くための戦略を構築し実践すると明記した2018年2月の機密文書を公開した。

 英国は最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を、長崎県・佐世保、神奈川県・横須賀両港を拠点に長期駐留させ、自衛隊や米軍と共同訓練を行う。国連軍の一員として日本に展開するもので、朝鮮戦争の国連決議による国連軍地位協定に基づく派遣だ。

 ◆日本は気概を行動で示せ

 大英帝国として世界の海を制覇した英国が、その目を再びアジアに向けている。かつて統治した香港の「一国二制度」を中国に踏みにじられ、「レッドラインを越えた」(英国の元香港総督)ことも決断の背景にありそうだ。1971年の「スエズ以東からの撤退」という戦略から、アジア回帰という戦略の大転換である。

 南太平洋のニューカレドニア、仏領ポリネシアを領土に持つフランス海軍も、QUAD4カ国との共同訓練に参加する。

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