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《zak女の雄叫び お題は「無題」》迫る五輪チケット当選発表! 不正売買や詐欺にはご用心

 2020年東京五輪の観戦チケット抽選の当選発表が20日に迫った。大量に申し込んでしまったのが吉と出るか凶と出るか。楽しみなような怖いような気持ちでその日を待っている。

 小学2年の長男はスケートボードやカヌー・スラロームを希望。加えて、高額でもやっぱり開会式には行きたい、野球を見なくてどうするなどといいながら、夫婦で計約60万円分も申し込んでしまった。部分的なキャンセルはできないため、当選したら一括購入しなければならない。

 全部当たることなどあり得ないのだが、先日大会組織委員会から「購入準備はお済みですか?」と購入手続きの確認メールが届いたときは思わず震えた。なんだか「身代金の用意はできたか」と言われたような気がしたのだ。

 記者の周囲も盛り上がっている。同級生のスポーツ紙デスクは、取材対象を追って約90万円。その上司は約120万円。最高額は記者の知人の60代男性で、開会式や男女テニスのシングルス決勝など人気が高くていい席ばかりで計200万円を超えた。男性は「申し込まなきゃ当たらないし、どうせなら最高の席で見たい」と涼しい顔。支払いも問題ないようで、実にうらやましい。

 想定より多く当たった場合、庶民の味方は公式転売サービスだ。来春以降の開始予定で、手数料がかかるものの定価で売買できる。また、より手軽なのはチケットの名義変更。友人や同僚らに名義変更し、代金をもらえばよい。おかげで破産しなくてすみそうだ。

 定価以上で売るダフ屋行為は厳しく規制されている。今月14日には入場券不正転売禁止法が施行。違反者には1年以下の懲役か100万円以下の罰金、または両方が科せられる。

 ただ、名義変更のシステムを隠れみのに、高額なチケットを販売するダフ屋が現れるかもしれない。組織委にきくと、「不正売買が判明した場合、その人が組織委から購入したすべてのチケットを無効にすることがあります」。会場に入れないばかりか罪に問われる可能性もある。名義変更は信頼できる相手とのみ行った方がよさそうだ。

 また、常に一歩先ゆく手口を編み出す詐欺集団も何か考えているに違いない。組織委は、抽選結果は自身で公式サイトを確認するよう呼びかけている。メールの案内もあるが、別のサイトに誘導するリンク付きメールや電話、郵便で振り込みを促すような連絡は絶対にないので注意したい。

 もっとも記者には無事にチケットを入手できたところで、今度は「仕事が入らずに本当に行けるのか問題」が発生する。適度に当たりますように、そして行けますように。七夕さまにでも祈っておこうか。(ゆ)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。6月のお題は「無題」です。

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