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広島の“自爆サービス”に、阪神の“大口貯金” 巨人「W神風」でV奪回へ加速!

 巨人に至れり尽くせりの、鯉の自爆サービスと“虎大口貯金”。5年ぶりのV奪回へ首位を走る巨人にとって、笑いが止まらないダブルアシストだ。

 リーグ4連覇を目指す広島にまさかの不祥事発覚。昨オフ巨人にFA移籍した丸の穴を埋める活躍をしていた、バティスタのドーピング問題が表面化するとは最悪の事態だ。

 17日に日本野球機構(NPB)のアンチ・ドーピング特別委員会が、バティスタに対するドーピング検査の結果、陽性反応が出たと広島に通知。バティスタは球団から当面の自宅謹慎処分を科された。

 今後10日以内にバティスタ側に弁明の機会は与えられるが、過去の例を見ても“逆転無罪”は至難。すでに広島のチーム内には最悪の影響が出ている。

 「現場としては痛いよね。それ以上のコメントはできない」と緒方監督がショックを隠せないのは当然だ。チームトップの26本塁打を放っている主砲なのだから。丸の穴を埋めるはずだった長距離砲まで失い、“バティスタロス”でリーグ4連覇は絶望、トドメの一撃になりかねない。

 逆に5年ぶりのV奪回へ首位の座を死守している原巨人にとっては“神風”になる。最大のライバル広島との直接対決は、今季も7勝12敗1分と悪戦苦闘。残り5試合であと1敗すれば、6年連続負け越しが決まる崖っぷちだ。

 その上、巨人にはV奪回の「協力G援会」ともいえる強い味方がいる。OBが「うちが巨人を優勝させてやるようなものだ」と吐き捨てる阪神タイガースである。金本監督から矢野監督に交代しても巨人に大口貯金を許している。

 昨季8勝16敗1分、今季も6勝13敗(同日現在、以下同)というだけに止まらない。一方で、巨人を追撃するDeNAには10勝7敗1分、広島にも11勝10敗と勝ち越しているのだから、巨人にとってこれほどありがたい存在はない。

 巨人-阪神戦は令和元年になった今季も「伝統の一戦」と言われているが、看板に偽りあり。阪神は今や「巨人軍を優勝させる会」の最強支援団体に成り下がっている。

 広島の自滅危機に阪神の強力アシスト。巨人はこれで優勝できなければいったい、いつV奪回するのかと言いたくなるダブル神風だ。(江尻良文)

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