アスリートのワクチン接種 「上級国民」扱い望まず、一般人と同じ時期 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

記事詳細

アスリートのワクチン接種 「上級国民」扱い望まず、一般人と同じ時期

 対コロナ戦の切り札となり得るワクチン。プロ野球やサッカーJリーグなどのプロスポーツ選手も「上級国民」扱いは望まず、一般国民と同時期に接種を始める見込みとなった。

 菅首相は25日の衆院予算委で、全国民に必要な数量のワクチンを確保する時期について、6月を「目指している」と表明。確保を「見込んでいる」とした坂井官房副長官の発言から後退した格好で、ワクチンが国民に行き渡るのは6月以降にずれ込む可能性がある。

 この日のプロ野球とJリーグによる新型コロナウイルス対策連絡会議では、専門家チームの座長を務める東北医科薬科大・賀来満夫特任教授が、選手たちの接種の時期について言及。「2月の後半から医療従事者、高齢者、一般の方々となってきますと、やはりペナントが始まって以降になる」との見解を示した。

 政府の感染症対策分科会の委員でもある、東邦大・舘田一博教授も「優先順位に関しては、スポーツ選手ということで特に議論されているようなことはない。一般の人たちと一緒の順番になる」として、特別扱いはないことを強調した。

 医療体制の逼迫から、症状があっても自宅待機のコロナ感染者がいるなか、自民党の石原伸晃元幹事長(63)は23日に感染が判明するや即日、無症状でも都内の病院に入院。ネット上では「上級国民は無症状でもすぐ入院できるのか」といった不満が渦巻いている。ファンに支えられるスポーツ界にとって、最も避けたいレッテルだろう。(片岡将)

関連ニュース

アクセスランキング

×