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【ぴいぷる】写真通して息子カミーロが伝える父チェ・ゲバラの“アイ” 今も世界が求めるリーダー像 (1/2ページ)

 50年前、一人の男が南米ボリビアで銃殺された。キューバ革命の英雄と呼ばれ、不平等のない世界を夢見て戦い続けた革命家、チェ・ゲバラだ。その波瀾万丈の人生に魅せられ、支持する声はいまなお多い。

 「政治家としてキューバに残る道があったにも関わらず、不平等に苦しむ人たちを助けるために生涯をささげたことがポイントでしょう。チェは勉強家で、人に優しく、自分自身と規律には厳しい人物でした。今でも世界中が求めているリーダー像なのではないでしょうか」

 こう語るのは、ゲバラの長男、カミーロ・ゲバラ氏だ。キューバで「チェ・ゲバラ研究所」の企画・プロモーション事業に携わり、ゲバラが撮影した写真の日本初展示が実現したことから、初来日した。

 「当時の彼の状況や思想を知る上で、写真はとても重要なものだといえるでしょう。日本の皆さんが、写真を通して父の人生をたどってもらえたらと思います。父は自分が訪れる国のことは事前に学び、カメラで撮影したら自ら現像して、その写真からまた多くのことを学びました」

 撮りためた写真の中には、広島の平和記念公園の風景もある。キューバ使節団の団長として来日した際に撮影したものだ。原爆投下がもたらした惨劇に衝撃を受けたというエピソードはよく知られている。

 「誰でも原爆がもたらした現実を目にすればショックを受けると思います。父にとっても、平和の重要性について考える大きなきっかけになったそうです」

 父との思い出は決して多くはない。ゲバラは1966年、ボリビアに入国。翌年、政府軍と戦闘を繰り広げ、処刑された。そのときまだ5歳だった。

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