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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】隕石直撃は現実の脅威だ 探査技術の限界、Jアラート未対応…最近13年間で26個が落下 (1/2ページ)

 さる4日の夜、中国南部にある雲南省で人々が中秋の名月を楽しんでいた最中に隕石(いんせき)が落下した。

 暗闇が急に明るくなって大きな火の玉が落下した。多くの動画や写真が記録され、その映像は中国の国営中央テレビでも放映された。

 落ちてきた隕石は小さかった。マグニチュード(M)2・1の振動を生じた。TNT火薬540トンの爆発に相当した。2001年にニューヨーク貿易センタービルに旅客機が突っ込んで崩壊したときはM2・3だったから、それよりも小さかった振動だったことになる。

 今週10月12日昼すぎ、はるかに大きな10~30メートルの大きさの小惑星「2012 TC4」が地球に最接近した。地球からは約4万3500キロの距離を通ることが計算されていたので、幸い地球に落ちてこないことが分かっていた。

 だが、もし10~30メートルもの隕石が落ちてきたら大変なことになる。たとえば13年にロシア西南部・チェリャビンスクに落ちて爆発した隕石は約17メートルの大きさだった。衝撃波で東京都の面積の7倍もの範囲で4000棟以上の建物を破壊し、1500人もの重軽傷者を生んだ。都会のような人口密集地だったら大変だった。

 じつは、地球から4万キロあまりの距離というのは意外に近い。衛星テレビや気象衛星、通信衛星などの赤道上の静止衛星の高さは約3万6000キロだから、静止衛星なみのところを通ることになる。

 9月1日にも、過去最大級の小惑星が地球に最接近していた。この小惑星は直径約5キロもあり、「フローレンス」という愛称までついていた。白衣の天使フローレンス・ナイチンゲールにちなんだ名前だ。

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