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韓国国民に対する金正恩氏の「洗脳工作」が始まった (1/3ページ)

 韓国と北朝鮮は9日、板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」で高位級会談を行い、共同報道文を採択した。共同報道文の中身は平昌冬季五輪に合わせた北朝鮮代表団の訪韓、軍事当局者会談の開催、南北間の問題を「わが民族同士」の原則で解決すること--以上の3つだ。

 平昌冬季五輪への参加は、北朝鮮があらかじめ表明していたようなもので、驚きはない。軍事当局者会談が開催されることになったのは良かった。朝鮮半島情勢でいちばん怖いのは、偶発的な衝突が戦争にエスカレートしてしまうことだ。実際、2015年8月の地雷爆発事件でそのような状況になりかけたことがある。

 (参考記事:【動画】吹き飛ぶ韓国軍兵士…北朝鮮の地雷が爆発する瞬間

 また、このところ相次いでいる朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士の脱北でも銃撃が行われいる。さらに続けば、北朝鮮側がムキになってしまう可能性もある。

 (参考記事:必死の医療陣、巨大な寄生虫…亡命兵士「手術動画」が北朝鮮国民に与える衝撃

 そのような危機を防ぐ上で、軍事当局者会談は有益だ。

 そして3つ目の「わが民族同士」の原則だが、これこそが、北朝鮮の狙いだったと見て間違いない。これについては、「米韓関係にくさびを打つもの」との解説が各メディアでなされている。筆者も同意見だが、この項目にはさらに、韓国世論を操作する狙い込められていると見ている。

デイリーNKジャパン
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