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平昌五輪期間厳戒、安倍首相とトランプ大統領は開会式欠席 半島周辺に世界最強の原子力空母「カール・ビンソン」派遣へ (3/4ページ)

 北朝鮮の脅威を前に「日米韓の連携」が重視されるなか、韓国が威信をかけた冬季五輪に日米首脳が欠席することになる。大国の首脳で、出席意思を明確にしているのは、エマニュエル・マクロン仏大統領ぐらいだ。

 トランプ氏は10日、「向こう数週間~数カ月は(朝鮮半島で)何が起きるか様子を見る」とホワイトハウスで記者団に語ったが、警戒は怠っていない。世界最強の原子力空母「カール・ビンソン」を平昌五輪の開幕前に朝鮮半島近海に到着させるという。

 カール・ビンソンは全長333メートルで、乗艦する士官と兵員は約3000人、戦闘機をはじめとする艦載機は約90機を誇る。空母打撃群には駆逐艦や潜水艦、補給艦などが随伴し、その戦闘力は欧州の中規模国家の軍事力にも匹敵するとされている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(日本語版)は10日の社説で、カール・ビンソンの派遣について、「戦争を脅しに使いながら平和を望むふりをする若き独裁者(正恩氏)の言動よりも、このような空母配備の方がよっぽど信頼できる平和保証だ」と指摘した。

 前出の日米情報当局関係者も「トランプ政権は、北朝鮮が米本土に到達可能な『核ミサイル』を完成させることは許さないはずだ。厳冬の中で対北制裁を強めて、五輪後に動くのではないか。最近の宥和的発信は、軍事的行動も覚悟したうえでの『情報操作(Information Control)』だろう。歴史上、軍事行動の前には見られた。北朝鮮を油断させて、国際世論を自国に有利に誘導する目的だ」と語る。

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